世の中はお盆休みだとかなんだとか言っているが、僕には関係ない。完全に無視する。僕にはお盆という概念がもはやない。
お盆というのはご先祖の霊がどうのこうのというやつだと思うが、まず霊を信じていないから、やる意味が僕にはない。
僕は誠実な人間だから、信じていないものを信じているフリをしたくない。だから、そういう儀式的なものは基本的に断る。
「みんなやっているのだから」とたしなめられそうだが、人がやっているからと言って僕がやる理由にはならない。
「そういうやつがいると、美しい日本の文化が失われる」などと嘆く人もいるかもしれないが、それが美しい文化だということがただの思い込みだと思う。
さらに言うと、文化を残す必要はないと思っている。魅力のある文化なら自然と残る。作為的に残すというのは自然なことではないから、無理やごまかしや自己欺瞞が生じる。それは気持ち悪いことだから、自分が気に入らない文化なら「残しましょう」と訴える人がいても無視していいと思っている。
お盆だけでなく、お中元、お歳暮、クリスマス、節分、耳の日、AKB総選挙など、年間行事のほとんどを僕はスルーしている。関係なく過ごしている。
世間がやっているから、影響を受けてしまうのはやむを得ないことだが、自分から積極的に参加することはしない。
それらがなくなった方がいいと思っているわけではない。ただ、自分には関係ないなと思うのである。
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