Q38 早起きのコツを教えて下さい

A:朝、起きられないという悩みは多くの人が抱えている問題だと思います。

僕もその一人ですが、最近、これは結構いけるぞという、起床法をあみだすことに成功しました。

この方法は「ナカイユウヒ式起床術」と呼ばれ、テレビを始め、各メディアにも取り上げられ、開発者である僕のところにも執筆や講演の依頼が殺到すればいいなあと思っています。

起きられない理由の一つに「起きて何をするのか決まっていないから、つい、とりあえず今一番したいこと(=寝ること)をしてしまう」というのがあると思います。早起きのコツのサイトなどを見ると「起きてすぐとりかかる自分なりの儀式(ルーチン)を作れ」などと書いてあったりしますが、不自然な儀式だと、なかなか定着しませんし、そう言われても何していいのかわからないよという人も多いでしょう。そんな人(=僕)のために、僕が(自ら)作ったのが、この方法なのです。

いきなり大きな音の目覚ましで起こされるのは不快ですよね。この方法なら「起こされる」ではなく、自分の力で「起きる」というのを実感できると思います。

そのまま真似るもよし、自分なりにアレンジするもよし。ぜひ参考にしてみて下さい。

僕自身には結構効果があります。



「ナカイユウヒ式起床術」


◯こんな人におすすめ

・目覚ましが鳴っても、すぐに止めてまた寝てしまう
・起きたつもりが、布団の中でモタモタしているうちに、いつの間にかまた寝てしまう
・起きようと思えば起きられたはずなのに、意志が弱いせいで起きられなくて、悔しい思いをすることが多い
・起きたいけど、無理やり起こされるのは嫌だ


※逆に、目覚ましが鳴っていても気づかず、起きられないなどのタイプの人にはおすすめしません。そういう人は、睡眠不足の可能性が高いです。睡眠時間を増やした方がいいです。それでも起きなければならないというなら、別の方法を探して下さい。


◯準備するもの

・目覚まし時計(大音量タイプのもの)
・タイマーで音楽が流せるコンポやラジカセなど(僕はiPadを使っています)
・ペットボトルか水筒(中身は自由)
・ファブリーズ、リセッシュなどの、布類の除菌が出来て、いい匂いのするスプレー
・コロコロ粘着クリーナー
・ガム
・洗顔ペーパー(洗顔シート、ウェットティッシュのような感じの顔専用のやつ)

◯手順

前日にやること

①自分が起きたい時間を決めます。起きなきゃいけない時間ではなく、起きたい時間。おそらく朝、余裕のある時間に起きたいでしょう。

②その時間の30分後に目覚まし時計をセットします。不愉快なほど、なるべく大きな音の鳴る目覚ましがいいです。

③その目覚ましを自分の寝床から離れた場所に置きます。僕の場合、起きたらパソコンを起動して簡単な日記のようなものを書いたりするので、パソコンのデスクの上に置いています。

④タイマーで音楽が流れる装置(一曲だけで終わってしまうものではなく、長い時間流れ続けるタイプのものにして下さい)のタイマーを起きたい時間、つまり目覚まし時計の鳴る30分前にセットします。音量は普段、普通に音楽を聴くときくらい。曲は自分が心から好きな、聴きたい曲やCDを選びましょう。

⑤その装置を枕元(少し離れたところ)に置いておきます。

⑥その装置の手前に、ファブリーズを置いておきます。

⑦ファブリーズのさらに手前に好きな飲み物の入ったペットボトルや水筒を置いておきます。

⑧ガム・コロコロクリーナー・洗顔ペーパーも枕元ではないけど近いところに置いておきます。

⑨以上で準備は完了。寝て朝を待ちます。


朝の流れ

①まず、起きたい時間になったら音楽が流れます。自分の好きな曲が流れて来ます。来るはずです。セットした覚えのないお経などが聞こえてきたら、怖くて一発で起きられそうですが、そんなことはまずないでしょう。

②眠いので、好きな曲とはいえ、うるさく感じます。音量を下げるか止めるかしたいです。でも、それを我慢します。その音楽装置に触るためには、その手前にある2つの物を使用してからじゃないといけないというルールがあるからです(あるのです。自分にそう言い聞かせておきましょう。イメージとしては、ストップボタンや、ボリューム調節ボタンの前に立ちはだかるペットボトルとファブリーズです)。

③一番手前にあるペットボトルか水筒をあけて飲みます。そのとき、「寝たままだと飲みにくいから、体を起こした方がいい」と自分に言い聞かせて、体を起こします。

④次に、ファブリーズを手にとって、掛け布団を剥いで、自分の寝ていた布団と枕にまんべんなくかけます。「(自分が)ここにいるとやりにくいから、布団から出てスプレーしよう」と自分に言い聞かせて、布団から出ます。もしくは布団の上でうまく移動しながら全体にかけていきます。

⑤ファブリーズをたくさんかけたお陰でいい匂いがしているのでそれを楽しみます。また、ファブリーズをたくさんかけたお陰で、布団は結構湿っぽいので、また布団に入ろうという気持ちは薄れます。この段階で、結構目は覚めてきているはずです。

⑥せっかくファブリーズで除菌したので、髪の毛などもとっておきたいですよね。コロコロクリーナーを使って、適当に布団や枕の上を適当にコロコロしておきます。

⑦飲み物を飲み、ファブリーズを使ったことで、条件はクリア出来たので、音楽を止めます。静かになって一安心。あとはまた寝るだけ。と思いきや、このまま放っておいたら、あと30分もしないうちに例の大音量の目覚ましが鳴ってしまいます。あれを止めなければなりません。

⑧この段階で、目が覚めていれば⑨に進みますが、まだ、眠気が抜けなていなければ、用意しておいたガムを口に入れ、噛みながら、洗顔ペーパーで顔を拭きます。

⑨立ち上がって、歩いて、遠くに置いた目覚ましを止めに行きましょう。鳴ってしまう前に。

⑩目覚ましを止めたら、ミッションコンプリート。もうあなたは起きています。二度寝してしまう前に、そのまま次の予定に入りましょう。(この段階でも、僕はまだ眠いです。ゴミ出しに行くなど、どんどん行動をとるうちに目がさめてきます)



以上が、僕が研究に研究を重ね開発した朝起きる方法です。

音楽と目覚まし時計の2段構えを軸に、「体を起こす」「布団から出る」「立ち上がって歩く」と、1つずつハードルを越えていくことで、確実な起床に自分を導きます。

⑩のあとの次の予定。僕の場合、そのままパソコンを立ち上げて、睡眠時間や体重の記録をとったり、日記を書いたりします。特に決まっていない人は、例えば、カレンダーのそばに目覚ましとマジックペンを置いておき、目覚ましが鳴る前に止められたら勝ちということでペンで日付に○を付けるとかしてみてはいかがでしょう。とにかく、自分の次の動きが取りやすいようなところに、目覚まし時計をセットしておきましょう。ドミノ式に、次にやることを思い出せる仕組みにしておくのがコツです。自分をだましだまし動かして、いつの間にか目が覚めていたという仕組みを作るわけです。

一番のポイントは、前日、大音量の目覚ましをセットしておいたという記憶です。大音量の目覚まし時計は使いたくないかもしれませんが、鳴らす必要はないのです。あるだけでプレッシャーなのです。「あのうるさい目覚ましが鳴ってしまったら嫌だなあ」という気持ちが働くことで、起きようという気持ちが高まると思います。鳴る前に止めてしまいましょう。

目覚ましが鳴るのが、音楽が流れてから30分という設定が「二度寝するには短いな、でも急ぐ必要もないな」という精神的に最も負担の少ない長さだと思います。

目覚まし時計の音は「すぐ止めたい」という気持ちが働きますが、音楽なら「止めたいけど、流しておいても大丈夫」という意識が働くので、聴きながら先に飲み物を飲もうと思えます。音は小さいと寝ている時には心地いいですが、気づかなかったり、無視してしまうので、いつも聴いてるくらいの音量が、目覚めたばかりだと、ちょっとうるさく感じて、ちょうどいいです。

曲は好きな曲でいいのですが『あなたを深い眠りに誘うヒーリングミュージック集』みたいなのとか、『静かすぎる二度寝ミュージックオムニバス』みたいなのは避けたほうがいいでしょう。

飲み物についてですが、空きっ腹にカフェインは良くないと聞いたので、僕はノンカフェインの麦茶を水筒に入れています。甘いやつの方が血糖値が上がっていいのかな? とか、今後も色々研究してこうと思っています。

起きてから、五感を刺激すると目覚めやすいといいます。「ナカイユウヒ式起床術」は、聴覚、味覚、嗅覚を効率的に刺激することが出来るのが特長です。カーテンを開けた状態で寝るようにすれば、朝光が入って、さらに視覚も刺激できるのでおすすめです。触覚の刺激は洗顔ペーパーがおすすめです。なんかスーッとする感じの成分が少し入ってて気持ちいいです。

カーテンを空けて光が入るようにすることもそうですが、寒い季節はエアコンをタイマーセットして部屋を温めておくなど、できることはなるべくやっておきましょう。もちろん夜更かししないことも大切です。

もし起きられなくても、あまり気にしないことが大切です。それは前に書いた通りです。早起きが大切なのではなく、健康で幸福に暮らすことが大切なのですから、自分に厳しくし過ぎず、たまには目覚ましをかけず、好きなだけ寝たりしてもいいと思います。

自分の体といい付き合いをして下さい。


さて、次回は「Q39 使っているパソコンについて教えて下さい」です。

エジソン

昨日のエジソンの件でちょっと言いたいことがあったのを思い出した。

物の本で、エジソンの「天才は1%のひらめきと、99%の努力」というのを、努力のほうが大事だと誤解する人も多いが、1%のひらめきがなければ、99%の努力は無意味だとエジソンは説明しており、むしろひらめきのほうが大切なのだという解説を読んだ事がある。

ウィキペディアのエジソンの項目にもちょっと触れられているので、引用してみる。


* 「天才は1%のひらめきと99%の汗」 (Genius is one percent inspiration and 99 percent perspiration.) という有名な発言は努力の重要性を物語る発言として広く知られているが、エジソンの熱心なファンである浜田和幸の説によると、この言葉は「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」との意味であるという。その説がTVで紹介され、ネットでも誤訳であるという説が一般的になっているが、実際は現代アメリカでも「天才には努力が必要」の意味で用いられている。



僕はエジソンの研究家ではないし、これから言うことは、あくまで僕の勝手な想像にすぎないので、そのつもりで聞いて欲しい。

たしかに、「才能(ひらめき)なんてたった1%なんだから、努力のほうが99倍大事なのだ、才能なんて気にせずとにかく努力だ」と単純に考える人がいれば誤解だろう。

でも、ひらめきの方が大事だというなら、それも違うんじゃないかと僕は思っている。やはり努力が大事だと伝えたかったのだと思う。

「100」を完成させるには「1」であるひらめきと「99」である努力のどちらもないといけない。重要なのは圧倒的に努力の方だけど、ひらめきも不可欠。どちらも等しく必要なのだと言いたかったんじゃないだろうか。

つまり、エジソンの言いたいことは、こうなんじゃないかなと思う。

「私の発明品のほとんどは寝る暇も惜しんで努力したからできたのであって、たまたまひらめいたから、楽にできちゃいましたなんて思わないで欲しい。でも、どうしてそんな努力ができたのかといえば、ひらめきがあったからだ。これはいけるというひらめきがなければ、あれだけの努力はできなかっただろう。99%の努力を支えたのが、たった1%のひらめきなのだ」

これがエジソンに会ったこともない僕の解釈である。でも結構自信はある。ぜひ、これはこういうことなんだよとみんなにしたり顔で吹聴して欲しい。世間に広まれば、この説が正しいってことになるかもしれない。

エジソンなんてどうせもう死んでるんだから「え? 違うよ。そんな意味で言ったんじゃないよ」とは言えまい。今生きている人が僕の説を信じれば、それが正しいってことになるのだ。そうなりゃこっちのモンだ。


Q37 一日何時間くらい寝てますか?

A:日によって5時間だったり11時間だったりとぶれることもありますが、平均すると8時間くらいです。

なるべく同じ時間に寝て起きて、生活リズムを整えたいものですが、うまくいかないことが多いです。夜は寝たくないし、朝は起きたくないのものです。

前は、ちゃんと朝起きられず、寝てばかりで、時間を無駄にしてばかりの自分が嫌で仕方なかったですが、最近はちょっと変わりました。寝坊しても、「疲れてたんだな、仕方ない」とあまり気にしないようになりました。

一日何時間くらい寝るのが理想なのか、色々と議論されていますが、そんなのは体力とか、疲れ具合とかによって違うので一概には言えないだろうとこの頃の僕は考えています。

自分にとって、必要な分だけとればいい。何時間だから長いとか、短いとか、そんな数字によって決まるものではないだろうと。

まあ、一応、何かの研究では、一番健康的で死亡率が少ないのは7時間だということらしいですので、僕も7時間を目安にしています。

睡眠時間は短くできるなら短い方がいいと考える人も多いですが、僕の場合、寝不足になると、胃の調子が明らかに悪くなり、「おええ、おえええ」とえずいてばかりになるので、なるべくしっかり睡眠は取ります。あの感じはなるべくなら味わいたくないものです。

睡眠時間と人物のパーソナリティの相関性についての研究では、睡眠時間の短い人は、活動的で活発で仕事のできるタイプが多く、長い人はクリエイティブで穏やかなタイプが多いそうです。確かに、長い睡眠時間は豊かな想像力を育むように思います。寝ている時に夢をたくさん見て、目がさめても布団の中で夢想的なことをとりとめなく考えてしまう感じは、現実世界から超越した発想をもたらしそうです。

自分一人を考えても、睡眠時間が短い日は活動的に動いて刺激を得ないと、調子が上がらない感じがします。逆に、たくさん寝た日は穏やかな気分になります。睡眠時間が先か、パーソナリティが先かはともかく、その統計は納得できますね。

アインシュタインの睡眠時間は10時間だったという話を聞いたことがあります。アインシュタインの場合、頭の中で宇宙のことや、相対性理論のことを考えていたわけですが、これはかなり、現実離れした想像力が必要で、頭の深いところに潜るように考えなければ、難しい仕事です。こういう頭の使い方は、睡眠不足の状態ではまず無理です。

エジソンは3時間睡眠だったと言われていますが、エジソンの活動は、実験の繰り返しで、長く燃えるフィラメントを探す作業とかだったわけだから、多少睡眠不足で頭の調子が悪い時でもできたのだろうと思われます(よく知らないので勝手な思い込みかもしれませんが)。ひらめきを信じて、一日でも早く発明を完成させようという情熱が、睡眠時間を削っての実験に駆り立てたのでしょう。

「1%のひらめきと99%の汗」という表現は、「いったん何かをひらめいたら、あとは何も考えずにひたすらやるだけ」というエジソンの実感のこもった言葉だと思います。

まあ、何が言いたいかというと、アインシュタインやエジソンは彼らにとって適切な時間の睡眠をとっていたのだということです。

アインシュタインに「3時間睡眠にすれば、その分、もっとたくさんの物理的理論を考えることができるよ」などと言っても、ナンセンス。むしろ何も考えられなくなる可能性が高いように思えます。

適切な睡眠時間とは、自分の活動内容、体力、体質、その日の過ごし方などによって、総合的に決まる、あるいは決める極めてパーソナルなものであって、人との比較や、人の意見、一般論などは参考程度にしておくべきものです。

「あの人は4時間睡眠で頑張っているから自分もできるはず」などと高をくくるべきではありません。その人とは、体質も基礎体力も生活習慣も違うのです。その人が仮に「俺はお前よりこんなに頑張ってる、すげーだろ」みたいな態度をとったとしても、張り合ってはいけないのです。人と張り合うこと自体無意味だと僕は思いますが、どうしても張り合うなら、起きている時間の質を極限まで高める方を目指せばいいと思います。

もっとも、人と自分は違うからと言って、自分のとるべき睡眠時間は生まれつき決まっていて、変えられないものだとも思えません。少しくらいの無理ならそのうち慣れてくることもあるでしょう。持久力が増えて疲れにくくなれば、短い睡眠時間でも疲れから回復するようになるでしょう。

睡眠に関しては色々研究しましたが、可変的で複雑な要素が絡み合っていて、はっきりしたことはわからないということがわかりました。だからこそ、大雑把でも大丈夫だということも。

寝られなくても、寝すぎても、「まあ、そういうこともあるさ、あとは体が勝手にうまいことやってくれるだろう」とあまり気にしないようにすることが、結果的に健康で幸福な生活に繋がるものだと思います。

その上で、自分に適した睡眠のリズムなどを自分自身で、探っていけばいいのだと思います。日記帳やスマホアプリなどで睡眠の記録をつけて、傾向を探ることをおすすめします。

僕もまだまだ探査中です。


Q36 コーヒーのこだわりを教えて下さい

A:こだわりってほどのものは特になく、砂糖もミルクも入れて飲みます。

甘いお茶菓子があるときは砂糖は入れません。

コーヒーの種類、ブラジルとか、キリマンジャロとか、いろいろあるっぽいけど、その辺はよくわかりません。

最近はタリーズのコーヒー粉を買って飲んでいますが、ネットとかで取り寄せて、もっと色々試したいと考えています。「これだ!」というのに出会いたいです。

好みとしてはコクがあって、ちょっと粉っぽい感じのコーヒーが好きです。「香味焙煎」というインスタントコーヒーは飲み終わると、下に粉が残るのだけど、そんな感じの。

飲んだことはありませんが、たぶん、一番おいしいコーヒーは、かわいい女の子が「あの、・・・これ・・・・・・、どうぞ」と差し出してくれるコーヒーです。

結局うまいコーヒーというのは、豆や淹れ方ではなく、飲むシチュエーションだと思います。

仕事を終えて、疲れたときふうっと、一息つくために飲むコーヒーが今は一番おいしいです。


次回は「Q37 一日何時間くらい寝てますか?」です。
ちなみにその次は「Q38 早起きの方法を教えて下さい」と続きます。お楽しみに。

Q35 野球のルールを変えるとしたら、どこを変えたいですか?

A:変えるというか、回ごとに守備位置をローテーションしないといけない特別ルールを見てみたいです。

1回にピッチャーだった人は2回にはキャッチャー、キャッチャーだった人はファースト、ライトだった人がピッチャーという感じで。

9回の間に、全員がピッチャーやキャッチャーを含めて全ての守備位置につくことになります。すごく難しくなります。

でもうまい人だったら、それなりに対応出来るんじゃないかという気がして、それを見てみたい。どうなるんだろう、どうなっちゃうんだろうって。

毎回ピッチャーが変わるので、最後まで試合がどうなるかわからない楽しみがあります。

一番大変なのはキャッチャーだろうな。完全に専門職だから。素人がやると怪我しそう。

選手交代はオーケー。ただし、一度下がった選手は出られないのも通常通りで。

あとはどう試合を作るか、作戦次第。

まあ、僕は見てみたいけど、やりたがる人はいないかもね。


次回は「Q36 コーヒーのこだわりを教えて下さい」です。

映画

映画『おおかみこどもの雨と雪』を見た。

序盤から泣いてばかりだった。表現がいちいち美しすぎて泣いてしまう。

映画『夢売るふたり』も見た。

序盤から引き込まれる。面白い。

細田守さんも、西川美和さんもすごすぎる。こういう本物の才能を見ると立ち尽くすしかないような気持ちになる。

立ち尽くしていても仕方ないので、とりあえずブログでも書く。

それにしても、「立ち尽くす」という言葉はすごく「たちつてと」感があるよね。「ノネナール」にすごく「なにぬねの」感があるのと同じだね。

体重を増やしたい

iPhoneアプリで人気のあるSimpleDietというのを使ってみる。体重を記録するアプリである。

僕は痩せているので、現在の体重より5キロくらい増やしたいと思っていて、5キロ上に目標体重を設定してみた。

ところが、このアプリのキャラクターのくまが、せっかく体重が増えたのに冷や汗を流しながら、「前回より0.4kg増えました」と、全く喜んでくれない。目標に近づいているのに。

むしろ、体重が減るとにこにこ喜ぶのである。

痩せたい人用のアプリなんだから仕方ないだろと言ってしまえばそうなんだけど、このくまのヤローはとにかく体重は少なきゃ少ないほどいいと思っていやがる。くまのくせに。お前、そこそこ体脂肪ないと冬とかのりきれないやつだろ。

試しに、体重が15キロになりましたと嘘の報告をしてみた。さすがに体重が15キロになれば、どうしたのかと心配してくれるはずだろう。ところが、このくまときたら、案の定にこにこしながら「2分前より40キロ減りました」と呑気に喜んでいる。「いい感じです!目標体重以下です」だって。

別のアプリを探そう。うん。

世の中、痩せている人のためには出来ていない。痩せたい人のための本は溢れているのに、太りたい人のための本はほとんど出ていないし、体力トレーニングの本などを読んでも、痩せている人が、どうすれば体重を増やせるのかについて書かれていることは少ない。

そしてどこかのおばちゃんに「細いねえ、私の肉をあげたいよ」などと言われるのだ。まったく、今のこの飽食の世の中、少数派の痩せている人には受難の時代である。

iOS7

iPadminiをiOS7にアップグレードした。

その結果、iPhone用のアプリが以前よりもかなり綺麗に表示されるようになった。これで、iPhoneアプリも使いやすくなり、iPadがあればiPhoneいらないという気持ちは強くなった。

iPadminiはとても便利に使わせてもらっている。最近出たNexus7も、もう少し早く出てれば、買ったかもしれないけど。もうiPadmini買っちゃったからな。

それにしても最近、iPhoneの新しいのが出たとか、ドコモからも出たとか連日報道されている。

前にも言ったけど、iPhoneってそんなか? 

僕はエクスペリアの方が欲しいし、玄関に付けるAIPhoneの方が欲しい。

みんな騒ぎすぎだ。iPhoneごときでそんなに騒ぐなよ。もっと我々が評価すべきなのは、シャープのIGZOとかだろうと思うんだけどなあ。

結局、イメージ戦略での勝利みたいなことなのかな。いつまで続くんだろう。iPhone人気。

Q34 群馬の出身だそうですが、群馬のいいところを教えて下さい

A:群馬のいいところか。

そうだなあ。

ええと。

う~ん。

まあねえ、確かに。

僕は19歳くらいまで群馬に住んでましたね。

いいところは。

田畑とか、自然が多いかな。

あと、山。山がどこにいても大抵見られます。山だらけです。温泉もあります。

子供の頃、世界地図を見た時、だいたい日本は世界の中心にあるなあと思っていました。例えば、世界の大陸を全部指一本で持ち上げようと思ったら、日本に指を引っ掛けて上に上げれば、左に傾くけどバランスよく上がるんじゃないかなという風に見えました。

もちろん世界地図は日本を真ん中に載せたものだけではないのですが。日本が真ん中に載っているあの世界地図が一番綺麗だと今でも思います。

その世界の中心の日本の大体真ん中に群馬はあるなあと思っていました。例えば、日本にピンを刺して、方位磁針とかプロペラみたいにくるくる回すとしたら、一番バランスよく回るピンの位置は群馬じゃないかなと思っていました。

そして、僕の住んでいたところは、群馬の中でもほぼ中心に位置していました。

ということは、僕は世界の中心にいるんだと思っていました。

『世界の中心で、愛をさけぶ』というタイトルを聞いた時、舞台は群馬だろうと思った程です。

そんな群馬においでやす。山があるよ。



さて次回は「Q35 野球のルールを変えるとしたら、どこを変えたいですか?」です。


Q33 恥ずかしかった体験を教えて下さい

たくさんあると思います。

先日も将棋対局をテレビで見ている時、突然奇声を上げてしまったのですが(部屋を盗聴している人はさぞ驚いたでしょうが)、理由もなく奇声を上げたわけではないのです。

あれは、中学生の時、学校で将棋を指すことがあって、対局中「不成」をしたい場面があり「ふなり」いとかっこ良く宣言したものの、後に「不成」は基本「ならず」と読むこと、別に宣言する必要はないことを知り、なんであんなかっこつけて言ってしまったのかと、自分を殺したい思いに駆られたあの時のことを思い出しての奇声でした。

こういう経験を通して、なるべく発言を控えようみたいな性格が形成されていったのかもしれません。高校時代は全く発言をしないようになっていました。

その高校時代、作文を書く課題が出され、適当に書いて出したのですが、ほら、僕、文章力がズバ抜けてるじゃないですか。当然、当時もそうでした。

そのせいで国語の先生の目に止まり、「すごくいいのがあった」とみんなの前で読み上げられました。

みんなの前で自分の作文を読み上げられるほど恥ずかしいことはなかなかないものです。読み上げられる自分の文章を、どんな顔をして聞いていればいいのか。発狂しそうな思いを押し殺しながら、必死で耐えました。

他にもあるかなあ。

今思い出せるのは、旅先で足湯に浸かっていて「ああ、気持ちいなあ」と思っていたら、時間が経つに従って、足の表面からすごい量の垢が浮いてきて、それが下流の方にどんどん流れて行ってしまったことかな。下流の方にいっぱい人がいるからバレたらまずいと、バシャバシャやってかき混ぜてごまかして、すぐその場から逃げたけど。


次回は「Q34 群馬の出身だそうですが、群馬のいいところを教えて下さい」です

Q32 英語は話せますか?

A:英語は全然ダメです。

昔から英語の成績は全くよくなかったです。

中学一年から英語の授業が始まったわけですが、その時の先生が合わなかったのかもしれません。英語が楽しいという印象は全く持てませんでした。

「私達は放課後サッカーをします」を和訳しなさいという問題に「Afterschool in footbool」と回答したテストを姉に見られて、大笑いされた上「中1の英語なんてどうやったらわからなくなれるの?」と言われました。姉は家ではいつもゴロゴロしているくせに、中学時代の成績は学年トップクラスという、いやみったらしい存在でした。僕も同じようにゴロゴロしていたのに、成績はそれなりだったので、不公平です。ゴロゴロの仕方が悪かったのでしょうか。

大学受験のために、英語をたくさん勉強したけど、今はそのほとんどを忘れてしまっています。

そう考えると、あの膨大な時間は無駄だったように思えてなりません。

予備校の「英語なんて言葉なんだ! 誰だってできる!」みたいなCMがありましたが、そのとおりでしょう。覚えさえすればいいのですから、やることは簡単です。だけど、僕にはその「覚えるだけ」というのが、とてもつまらないのです。

僕は、思考力、理解力は高いけど、記憶力は平均以下なので、何かを覚えるには人並み以上の努力と時間が必要なのです。

しかも、苦労の末覚えたとしても、それを用いて外国人と話をしなければならないという、さらなる苦痛が待っているだけです。

日本語で日本人と話をすることすら、ある程度しんどいというのに。

これではとてもやる気なんて出ません。

ドイツの文豪ゲーテは、他の言語は学ばず、切り捨てて、母語のドイツ語だけに絞って、その表現を磨いたそうです。

僕もゲーテみたいなものですから、日本語だけに絞って行こうと思います。

ひとつ、英語でいいなあと思うところは、ノーなんとかがあると言う言い方が出来る点です。肯定的な言い方で、否定的なことが言える。

「アイハブ」で「私は持っています」と言っておきながら「ノーマネー」と落とす。「ないんかい、あるゆうてたやん」とツッコみたくなるところにはユーモアを感じます。さすがユーモアの国イギリスの言葉です。

日本語では「~がない」(英語で言うとI don't have)という言い方でしか否定ができないので、そこは英語の羨ましいところです。


次回は「Q33 恥ずかしかった体験を教えて下さい」です。

Q31 東京ヤクルトのファンだそうですが、なぜファンなのか、理由、きっかけを教えて下さい

A:簡単にいえばロマンを求めているからです。

父親がアンチ巨人でした。その影響というわけではありませんが、アンチ巨人の人の気持ちはよくわかります。

僕は巨人がそこまで嫌いではないですが、応援したいとは思えません。

巨人という球団は人気があり、お金もある。浪人してでも巨人に行きたいという選手もいる。

そういうチームなら、強くなって当たり前だと思うからです。

そして、実際にそういう選手の存在によって、今の巨人は強いです。

これは「強くなって当たり前のチームが強い」という、ごく自然のことが起こっているに過ぎません。

そこにはなんのロマンもないのです。ただの自然現象です。

逆に言えば、お金もないし、強くなる要素なんてほとんどないチームが、もし強かったとしたら「え? 一体なぜ?」と思うでしょう。それこそがロマンなのです。そこから『マネーボール』という本や映画だって生まれるのです。

そのロマンを実現したチームが1990年台の野村克也監督率いるヤクルトスワローズでした。野村ID野球と呼ばれ、古田敦也捕手を中心に頭脳で勝つ野球。僕の好みにハマりました。それが、ファンになったきっかけです。

当時野球好きの小学生だった僕は、スイミングスクールのロッカーは必ず古田さんの背番号の27番を使うと決めていました。

大学生になってからも、古田ファンは変わらずで、居酒屋に行った時は靴箱(木の板が鍵になってるやつ)はいつも27番を選んで使っていました。

古田さんは引退しましたが、最近のヤクルトも小川監督指揮のもと、なかなかいいチームです。今年は低迷しましたが、それでも巨人を応援するよりは、ヤクルトを応援するほうがロマンがあります。ヤクルトにはロマンというピッチャーがいるくらいですから。

もう一つ、ロマンを感じたチームがありました。ボビー・バレンタイン監督時代のロッテです。

4番に長打のイメージのないサブロー選手、7番にチーム一のホームランバッターのイ・スンヨプ選手を配置するなど、今までの野球の常識を打ち破るオーダーで日本シリーズを制して日本一になったチームです。

これが切れ目のないすごい打線に見えるし、すべての選手が生き生きとプレーしているように見えました。今まで、名前も知らなかったような選手が「ロッテって、こんないい選手いたの?」と思うほどの活躍。それも、選手を活かす監督の手腕なのかなと思うと、監督次第で、チームって変わるんだなあと感動しました。

ロッテのファンになろうかと思うほど、魅力的でした。結局ファンにはならなかったですけど。

こういう魅力的なチームがまた出てきてほしいです。


次回は「Q32 英語は話せますか?」です。

Q30 休みの日はどう過ごしますか?

A:大抵家で過ごします。

何をするかはその日にもよりますが、多くの場合、今の一番の問題点の改善策を考える事が多いです。

考える際に本を読んで参考にしたいので、必然的に本を読むことになります。

例えば、体が疲れてるなあと思えば、健康に関する本を読んで、そこに書かれている健康法を取り入れたり。部屋が散らかってるなあと思ったら片付けに関する本を読んで、散らからない方法を研究したり。

それでもうまくいかない時は、別の本を読む必要があるため、アマゾンで本を探します。レビューを読んだりして、良さそうな本を注文します。

そんなわけで、休みの日は大抵、本を読んで考え事をするのと、ネットで調べて本を買うのを繰り返している感じです。

なので、どんどん本が増えていきます。押入れの中に本でいっぱいのダンボール箱が17箱あります。いつか壁一面の本棚にこれらの本を綺麗に並べるのが夢です。今の部屋には本棚が置けないので、いつか引っ越しをしたらですね。


次回は「Q31 東京ヤクルトのファンだそうですが、なぜファンなのか、理由、きっかけを教えて下さい」です。

Q29 クラシック音楽のおすすめを教えて下さい

A:バレンティンが56号57号打ったよ。ライアン小川も完封勝利で14勝目だし。

今日は、休みだったけど、頭が働いてくれなくて、ほとんど何も進まなかったです。午前はNHKの将棋対局をぼんやり見てました。藤井猛九段が解説していたけど、わかりやすくて楽しい解説だった。棋士ってあまりしゃべりがうまくなさそうなイメージだったけど。

すみません。ちゃんとやります。クラシックのおすすめ。語りだすと長くなりそうなので、なるべく簡単にまとめます。

作曲家だと好きなのは
・チャイコフスキー
 感動的、泣かせるのがうまい。

・ベートーベン
 心を揺さぶられる感じ。ピアノ・ソナタがすごくいい。交響曲とかもいい。

・モーツァルト
 リラックスして気楽に聴ける。BGMに最適。

・シベリウス
 ヴァイオリンの魅力を引き出すのがうまい。ヴァイオリン協奏曲とか交響曲がいい。ヴァイオリンの高音とかに、「らしさ」を感じる

・ショパン
 ピアノ曲が色々あるが、ピアノ協奏曲もいい。軽い感じのワルツとかより、ノクターンとか幻想即興曲とか革命のエチュードが芸術的な感じがして好き。3連符の使い方とかに「らしさ」を感じる。


好きな曲は
・ヴィヴァルディの四季
・チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
・ブルッフのヴァイオリン協奏曲
・ブラームス交響曲第4番
・チャイコフスキー交響曲第5番
・ベートーベン交響曲第5番、第7番
・シベリウス交響曲第2番
・弦楽セレナーデ(チャイコフスキー)
・エグモント序曲(ベートーベン)
・我が祖国のモルダウ(スメタナ)
まだまだありますが、きりがないのでやめときます。


最後におすすめの聴き方

クラシックは興味ない人も多いでしょうが、まずはBGMとして聴くのがおすすめです。歌詞がないので(歌曲、オペラなど除けば)、何をしながらでもあまり邪魔になりません。

レンタル屋さんとか図書館でCDを借りて、読書とか、勉強中のBGMに流しておいて、なんとなく聴くのがいいと思います。ソナタ形式がどうとか、難しいことは考える必要ありません。僕もよくわかりません。大事なのは自分がどう感じるかです。

そうして聴いているうちに、なんとなくメロディーが耳に残ったりして、お気に入りが見つかると思います。

お気に入りが見つかったら、嫌なことがあった日、部屋を真っ暗にして、それをじっくり聴いてみて下さい。いつもはなんとなく聴いている曲を、ちいさく鳴っている音にまで注意を払って、じっくりと。CD1枚分。

辛いことがあった分、染みるように伝わってきます。いろいろ感じると思います。何を思ってもいい。それに、ただ身を委ねます。

すごく癒やされます。お試し下さい。


さて次回は「Q30 休みの日はどう過ごしますか?」です。






甲子園

少し時間は経ってしまったが、今年の甲子園、前橋育英高校が初出場、初優勝を飾った。

僕は群馬県出身で、前橋育英高校はすべり止めで受験している学校だ。

僕の準母校の優勝はとても嬉しい出来事だった。

準々決勝の、常総学院戦はすごかった。こんな面白い試合はめったに見られない。

常総の飯田投手と前橋育英高橋光成投手の投げ合いは後の世まで語り草となりそうだ。特に、お互いに2アウト満塁でフルカウントの緊迫した場面を三振で凌ぐ場面。飯田投手は変化球で空振り三振を奪い、次の回、高橋光成投手はストレートで見逃し三振を奪った。あの場面、高橋光成投手も空振りを狙った落ちる球で勝負かなとも思えたが、そこを渾身のストレート、145キロ。その駆け引き、そして、外角へのコントロール。見事すぎる。緊張が一気に解き放たれて、思わず笑ってしまった。

甲子園においては、負けている方のチームが9回にランナーを出すパターンが多い。たぶん、テレビ的な盛り上がりとかを考えてのことだろう。この試合の前橋育英も9回2アウトからエラーでランナーが出る。そこから同点に追いつき、最終的にサヨナラ勝ち。すごいドラマだった。

今年の甲子園は、面白かった。

他に甲子園を見て考えたことは「打てよ打てよホームランお前が打たなきゃ誰が打つ」っていう応援は、自分以外のチームメイトが、バレンティン、ブランコ、中田翔、阿部、イ・デホ、坂本、村田、おかわりくんみたいなメンバー(DHあり)だったら、微妙だなってことくらいかな。

小川泰弘

バレンティン選手のホームランと並んで、田中将大投手の記録も注目されているが、ヤクルトファンの僕にとって今シーズン面白いと思うのは、ライアン小川こと小川泰弘投手である。

現在セ・リーグではトップの13勝をあげていて、ノーラン・ライアンを模した独特の投球フォームが注目されている選手であるが、僕が彼を見て、すごいなあと思うところは、フォームが面白いとか、勝ち星の数ではない。

簡単にいえば、雰囲気である。狼のような厳しい雰囲気(もっとも、実物を見たわけではないけど)。

とにかく、練習への取り組みかたから何から、とてもストイックなのだ。自分で決めたことは、必ずやるというような精神的な強さ。そういう部分がすごいと思うのだ。

それも、やることが、中途半端ではなく、大胆で徹底している印象だ。あのフォームも、自分の道を絶対貫くという強い意志の象徴のようだ。

下半身は、見た目にもしっかりしているのがわかるほど徹底的に鍛え抜かれていて、日ごろの努力が伺える。スタミナをつけるため一日にニンニクを5個も6個も食べるとか、荒木コーチを待たせていても自分で決めた練習が終わるまでやめないというエピソードもちらりと聞いた。そこまでやるんだなあと、思うことばかり。

僕なんて、自分で決めたこともろくに守れた試しがなく、「早起きをする」くらいのこともなかなか出来ずにいるから、すごく刺激を受ける。

そこまでやるのかと思われるようなことを、周りが何を言おうと貫くみたいな生き方を僕もしてみたい。僕はそういうのに結構憧れるタイプなのだ。

さて、今年、野球ではもう一つ書きたいことがある。甲子園のことだ。それはまた明日。

バレンティン

ということで、野球の話だ。

もうニュースで見て知っていると思うが、昨日バレンティンが55号ホームランを打った。

僕が子供の頃から、シーズンの最多ホームランといえば55本というのは常識だった。

松井秀喜をはじめ、多くのホームランバッターが、この55本を目指し、「55」の背番号を背負った。打者にとって、「55」というのはそれだけ特別な数字であり、それだけ高い壁である。

その記録に並び、破ろうとしているのが東京ヤクルトのバレンティン外野手である。

ヤクルトファンの僕から見て、感慨深いものがある。

応援しているチームのバッターが、というのも、もちろんそうだが、この感慨深さは、スラムダンクの「あの桜木が……河田にマークされてる。あの桜木が……」という時などとよく似ている。

「あの、バレンティンが……、すごいことになってる。あのバレンティンが……」という感じなのだ。

バレンティンは去年、一昨年とホームラン王をとっていて、よく知らない人から見れば「すごい外国人バッターだな」くらいのイメージかも知れないけど、ヤクルトファンにとってバレンティンといえば、けっこうな問題児だった。

もちろん、長打力に定評はあった。苦しい場面で、彼のホームランに救われたことなど、何度あったことか。でも、当たればホームランだけど、三振ばかりで打率はからっきしという博打みたな、あるいは好不調の波が大きく、ハイスペックのパチンコ台みたいなバッターというイメージは確実に定着していた。

守備ではカバーをサボるし、怠慢プレーは茶飯事だし、歯が痛くて遅刻したり、試合中にツイッターをやって怒られて、罰金を取られたり、不調時、気分を変えようと金髪にしたが、首脳陣から反感を買って、翌日坊主にしてきたり。

その問題児を「まったく、しょうがねーやつだな」といいながら、それでも「だけど、かわいいところもあって、憎めないやつだ」と見守ってきたのがヤクルトファン。だから、ファンにとって「嗚呼……、あのバレンティンがねえ……」と、やや感慨深い気持ちにもなるわけである。

今年は成長をとげ、打率もトップ。ご存知の通りの大活躍。守備や走塁は相変わらずと思われるが、これだけ打っていれば、文句はない。

あとは、日本新記録の56号が出るのを待つのみ。

それは明日かもしれないし、明後日かもしれない。


Q28 忘れてしまいたいことやどうしようもない寂しさに包まれた時はどうしていますか?

まあつまり、嫌なことがあった日とか、落ち込んだ時、どう立ち直るかみたいなことですね。

A:なるべく、そういうことがないように、予防に努めています。人と喧嘩したりしないようにとか、自分を責めないようにとか。

それでも、すごく辛いときは、やっぱり泣きます。部屋を真っ暗にして、クラシックを流します。そして、音楽に身を委ねます。

最近はそれもやらずに済んでいます。わりと精神は安定してます。



次回は「Q29 クラシック音楽のおすすめを教えて下さい」です。

その前に、明日から3回くらい野球の話をします。

Q27 一度でいいからやってみたいことは何ですか?

A:アニメとか忍者モノでよくある、高いところから落ちている最中に、ロープとかワイヤーをビュッと投げて、木の枝とか、柵とかに引っ掛けて、ブラーンってなって助かるやつ。

もちろん実際やると、うまく引っ掛けたとしても、ロープがピンとなった時の衝撃で危険なので、ゴムのようなものにするとか。

とにかく、安全にやる方法については、専門家の人に考えてもらって。僕は空中アクションに専念したいです。


次回は「Q28 忘れてしまいたいことやどうしようもない寂しさに包まれた時はどうしていますか?」です。


Q26 モテた体験を教えて下さい

A:ありません。

と言いたいところですが、

僕が5歳の時、一つ年上の6歳の女性から、電話で、保育園を卒園してお別れする前に、何か男の子のおもちゃをプレゼントしたいという旨を伝えられました。

それが唯一のモテた体験です。

その後、結局おもちゃはもらった覚えがないのですが、あの電話は、僕が好きだったからだろうと今も信じることにしています。

可能性を考えれば、僕だけでなく、他の男にも同様の電話をかけていた可能性はあるし、しかも他の人には何かプレゼントを渡しているかもしれないのですが、そんなネガティブに考えても仕方ないですから、あの出来事は、彼女が俺のことを好きで勇気を出して思い切って電話をしたけど、結局恥ずかしくて、プレゼントは渡せなかったんだろう(かわいいやつめ)、ということで納得しました。

もっとも、当時はそんなこと全く考えておらず「何くれるんだろう。トランスフォーマーかな、トランスフォーマーだったらいいな」くらいしか考えてなかったです。


さて、次回は「Q27 一度でいいからやってみたいことは何ですか?」です。

Q16~Q25までを一気に

Q16 好きなディズニー映画は?
A:『レミーのおいしいレストラン』(ピクサーだけど)

Q17 兄弟はいますか?
A:姉がいた気がします。

Q18 スポーツはやってましたか?
A:器械体操を少々。

Q19 月に何冊くらい本を読みますか?
A:5~6冊くらいかな

Q20 好きな女性のタイプは?
A:メガネっ娘

Q21 飲食チェーンでよく行く店は?
A:最近はあまり行かないようにしてます。
ヴィドフランスでパンを持ち帰りで買うことがたまにあります。
アイデアを考えるためにガストとかサイゼリヤに行くことがたまにあります。

Q22 カラオケでよく歌う歌は?
A:さだまさし

Q23 さだまさしで好きな曲は?
A:風に立つライオン、極光、主人公、つゆのあとさき、檸檬、償い

Q24 おすすめの漫画は?
A:『それでも町は廻っている』

Q25 好きな果物ベストテンを教えて下さい
A:1 いちご
2 みかん
3 もも
4 マンゴー
5 メロン
6 なし
7 ぶどう
8 バナナ
9 さくらんぼ
10 パイナップル
りんごは味はいいけど、かじると寒気がするので圏外です。

次回は「Q26 モテた体験を教えて下さい」です。

Q15 好きなジブリ映画は?

A:『となりの山田くん』です。

あれだけある中で『となりの山田くん』が一番好きというところが、僕の好みの傾向というか偏りをよく表していると、自分でも思います。

宮崎駿に限定するなら『魔女の宅急便』と『もののけ姫』が好きです。

宮崎駿さんは、引退を発表しましたが、僕から見て、うらやましいと思う人の一人です。その理由などは近々機会があったら、語りましょう。


さて、自分に100の質問のコーナー。次回はQ16~Q25くらいまでを一気にやります。

Q14 おすすめの映画を教えて

A:今まで見た中で好きだったのは

『ラジヲの時間』
三谷幸喜監督の映画。
脚本が見事。

『スウィング・ガールズ』
本気で音楽をやろうとする姿に何度も泣いた。
メガネの本仮屋ユイカさんがかわいい。


『恋に落ちたシェイクスピア』
グウィネス・パルトロウさんが美しい。その美しい人が詩的センスのない金持ちの上流階級の男たちより、シェイクスピアを愛するあたり、金に縁のない僕にはぐっとくる恋愛映画。

あと『クール・ランニング』もよかった。


次回は「好きなジブリ映画は?」 です

Q13 商売をするとしたら何をやりたいですか?

A:こたつで勉強する個別指導型の学習塾とかどうでしょう

お茶を飲み、お菓子を食べながら、勉強できます。

一般的な塾って、パイプ椅子とかでいかにも疲れそうだから。

夏は得に何もないけど。



さて、次回の質問は

Q14 おすすめの映画を教えて下さい

です。

質問を考えるのが面倒なので、予め決めておきます。



達成!

あと2年以内に彼女ができることになった。

神社にお参りをしたからだ。

「なんだ。そんなことか。神社にお参りしたくらいじゃ無理でしょ」

と誰もが思うところだが、ちょっと今回は違う。

その神社に100日連続で通ったのだ。

ジョギングを習慣にしたいものだと去年くらいからずっと思っていた。

しかし、面倒くさがりが服を着て歩いているような僕だ。ジョギングをサボるのがすぐ習慣になってしまう。

そこで、やる気を高めるため、神社までをジョギングコースとして、100日連続でその神社を訪れ、100日目に願い事をすれば、どんな願い事も叶うということにした。

いわゆる「百日参り」である。「百日参り」は「お百度参り」の正式な形らしい。「お百度参り」は本来、百日お参りをすることなのだが、時間がない人用に、一日でもできる、1回毎に石を積みながら100往復する簡略バージョンも出来た。ドラマとかでたまに見かけるやつだ。一般的にそちらの簡略タイプのほうが「お百度参り」のイメージが強いので、僕の中ではそちらを「お百度参り」、百日かけてやる方を「百日参り」と言い分けて区別することにした。どちらにしても、通常のお参りとは比べ物にならないほどのご利益があると考えられる。

ルールは
・一日のうちに神社の敷地内に一回行けばよい。時間帯は問わない
・必ずしも走っていく必要はない。歩いて行っても構わない。なんならバスやタクシーで行っても構わない
・一日でも休めば、1からやり直し
・願い事は毎日する必要はなく、100日目にだけすればよい。だから、初日お願いしようと思っていたことが、途中で変わっても問題ない。
・最終日にお賽銭を入れて、願い事をすると、必ず2年以内に叶う。お賽銭は形だけなので、5円くらいで十分。金額が大きいほど叶うとかそういうことはない。

というふうに勝手に決めた。

5月くらいにスタートし、昨日、ようやく100日達成した。

神社までは走って10分強。歩いて20分くらい。往復で30~40分。朝行く日もあれば、夜行く日もあった。雨の日も、傘をさして歩いて行った。もちろん、バスやタクシーで行くことはなかった。

願い事は何にしようかと考えてみたが、僕の願いは、神様の力を借りず、自分の力で叶えたいことばかり。

ただ、人との出会いとか巡りあわせだけは自分の力ではどうにもならないので、そういうところをお願いすることにした。

その結果、彼女ができることになったわけである。本当かどうかは2年経てばわかるだろう。

とにかく、100日がこれで終わり、今日からは行かなくていいのだと思うと、肩の荷が下りた気分だ。

まだ今年は終わっちゃいない

9月になった。

今年も残すところあと4ヶ月。多くの人が門松を作り始め、来年の正月の準備を始める季節である。ところが、僕はそうも言っていられない。門松を作る暇も無さそうなのだ。

今年のはじめに、今年、このブログは、書かない日の方が少なくなるだろうと書いた。

このブログを読む読者は、その割には全然書いてないじゃないかと、あれは嘘かとお思いかもしれない。自分の発言に責任を持たないとはいい加減なやつだ、村八分にしてやろうと、『よくわかる、かんたん村八分』などの本を読んで準備を進めているところかもしれない。

確かに、先月は全くと言っていいほど更新していない。でんこちゃんに関する妄言しか書いていない。この調子では僕がいい加減な嘘つきだと思うのも無理はない。

しかし、早まってはいけない。まだ「書かない日のほうが少ない」という状態になる可能性がなくなったわけではないのである。

一般的に一年は365日あると言われている。書かない日のほうが少ないということは、365日の半分より更新する日の方が多ければいいのである。それをもとに複雑極まる計算をすると、一年のうち、183日、更新する日があればいいということが導き出される。

今年はこれまで、今日を含めて70日更新しているので、あと113日更新すれば、183に到達する。

今年は残り120日あるので、120日のうち113日書けば、年の始めに宣言したことは守られることになる。

僕はそれをやるつもりだ。

それと、自分への100の質問企画も、まだ88問残っているから、それもやるつもりだ。必然的にそれが中心になるだろう。

そうしたら、僕が、嘘つきではなく、自分の言ったことを守る素敵な人だということが、わかってもらえることだろう。

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