バレンティン選手のホームランと並んで、田中将大投手の記録も注目されているが、ヤクルトファンの僕にとって今シーズン面白いと思うのは、ライアン小川こと小川泰弘投手である。
現在セ・リーグではトップの13勝をあげていて、ノーラン・ライアンを模した独特の投球フォームが注目されている選手であるが、僕が彼を見て、すごいなあと思うところは、フォームが面白いとか、勝ち星の数ではない。
簡単にいえば、雰囲気である。狼のような厳しい雰囲気(もっとも、実物を見たわけではないけど)。
とにかく、練習への取り組みかたから何から、とてもストイックなのだ。自分で決めたことは、必ずやるというような精神的な強さ。そういう部分がすごいと思うのだ。
それも、やることが、中途半端ではなく、大胆で徹底している印象だ。あのフォームも、自分の道を絶対貫くという強い意志の象徴のようだ。
下半身は、見た目にもしっかりしているのがわかるほど徹底的に鍛え抜かれていて、日ごろの努力が伺える。スタミナをつけるため一日にニンニクを5個も6個も食べるとか、荒木コーチを待たせていても自分で決めた練習が終わるまでやめないというエピソードもちらりと聞いた。そこまでやるんだなあと、思うことばかり。
僕なんて、自分で決めたこともろくに守れた試しがなく、「早起きをする」くらいのこともなかなか出来ずにいるから、すごく刺激を受ける。
そこまでやるのかと思われるようなことを、周りが何を言おうと貫くみたいな生き方を僕もしてみたい。僕はそういうのに結構憧れるタイプなのだ。
さて、今年、野球ではもう一つ書きたいことがある。甲子園のことだ。それはまた明日。
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