ここ数日、いわゆるtodo管理のことを、また考えてしまった。
「また」というのは、これまで何度も、あれこれタスク管理サービスやアプリを試しては、膨大な時間をそこに費やしてきているということだ。
その間に、いろいろ出来ただろうにと思いながらも、やめられない。
「やっぱりこっちの方が使いやすいかなあ」「いやあ、やっぱりこれだろう」と、何度もふらふら乗り換えを繰り返してきた。
僕としては、管理に時間をとられたくないからこそ、より簡単でシンプルな方法を模索しているつもりなのだ。結果的に時間がかかってしまっているというだけで……。
アニメの『らきすた』のDVD第1巻に、夏休みの勉強の計画をばかり立てている女の子が出てくるけど、見た瞬間「あ~、俺と同じタイプだ!」と絶叫したのは言うまでもない。
その子も、綿密に立てておいた計画が崩れてしまい、計画を立て直しているうちに、また勉強に手が回らなくなってしまうのである。
それは、まるで自分を見ているようだった。
どうせ、勉強しないなら、初めから思い切り遊んでいるほうが、よほど有意義だったのにと思ってしまうのも人情で、僕は、夏休みどころか、人生全体がこの子のような感じなんじゃないかと、どんよりした気分になる。
でも、計画を立てるのが、楽しいという面も確かにあるので、それはそれで「趣味を楽しんだ」ととらえればいいだろう。
ちなみに、『らきすた』は試しに1巻を見ただけなので、その子の名前も、他の人物の名前も一切覚えていない。
で、今回は、iPadで使っていたチェックリストのアプリを、パソコン上で使えないのが不便だったので、パソコンとiPadで同期できるチェックリストを探し始めたのがきっかけだった。
僕は、毎日やることをチェックリストで管理している。「ニュースチェック」とか「テレビの録画」とか「メールチェック」とか「メモのチェック」とか、そういう類のことを忘れないようにするのが目的だ。
そこから始まって、「高機能なtodo管理サービスなら、チェックリストとしても使えるじゃないか、そうすれば、全てのやることを一カ所にまとめられて便利じゃないか」と、どんどんのめり込んでいった。
「toodlelo」を試そうとするも、英語ばっかりなので嫌になってやめた。
そのあと「Wunderlist」を試したらかなり良かったので、これで行こうと、頑張ってリストの整備を進めたのに、上手く同期できないトラブルがあったので、嫌になってやめた。
そんなとき、Googleタスク(GoogleTasks)について、ある発見をした。
階層つきのタスクリストを作り、親タスクのチェックをつけ外しするだけで、子タスクのチェックも一気に全て外すことが出来るので、チェックリストとして使えるのである。
「そうか、Googleタスクはチェックリストとしても使えたんだ! いままで気づかなかった」
これで、iPad、パソコン、スマートフォンどれでも同期して使えるチェックリストが出来たと、満足。
結局「Googleタスク」が一番かなあと思い、Wunderlistで一生懸命作ったリストをGoogleタスクに移す作業をする。
しかし、いざ、Googleタスクにたくさんリストを作っても、これをどう利用していいかわからない。
Googleタスクは、繰り返し設定も、スターをつけることも、タグをつけることも出来ない。せいぜい期限を設けられるだけだ。
どれを優先して、何から手をつければいいのか。ずらりと並んだ「やること」のリストを前に、途方に暮れてしまう。
結局、今まで使っていた「ライフベア」に戻ってきた。Wunderlistと、Googleタスクで一生懸命作ったリストを元に、ライフベアで改めて作り直した。
リストを見て、検討して、やると決めたらスターを付けて、いつやるか決めたらカレンダーの上にドラッグする。簡単にそういうやり方が出来るのが「ライフベア」の魅力だ。使い慣れているので、気分的にもしっくりくる。
ただし、一日のチェックリストだけはGoogleタスクでやることにした。
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