何か気に入らないことがあると、「チェッ」と舌打ちをするという現象がある。
僕にはどうもよくわからない。
それは、自分にとって、何か不都合なことがあったとき、自然と出てしまうものなのか、それとも、自分は今不愉快だと、人に伝えるために、あえてやることなのか。
どちらにしても、僕はやったことがない。
自然と出るものなら、仕方ないと思うけど、僕は自然と出ないから、そんな表現方法があることが不思議である。
あえてやるのだとしたら、なぜそんな方法で自分の不機嫌を他人に伝えるのかわからない。不機嫌を他人に伝えること自体、メリットがないと思うのだけど、伝えるにしても、そんな、ちゃんと伝わるかどうかわからない方法でやる意味がわからない。
不満があるなら、もっと直接的に「こうしてください」と言うべきなのだ。それをやらずに口の中で音を鳴らせば人が思い通りに動くなどと思ったら大間違いだと、早く気付くべきだと思う。
品もないし、美しくないし、やったとしても何の見返りもない。やらない方が絶対に自分にとってプラスだ。この「舌打ち」というものが、早くこの世から無くなればいいと願ってやまない。
0 件のコメント:
コメントを投稿