アニメ『ゆるキャン△』を一通り見終える。すごくよかったのだ。
きらら系のアニメはいろいろ見ているのだけど、ここまでいいと思えるものは『けいおん!』以来。
このアニメの一番の魅力は「志摩リン」である(僕のみたところ)。
「しまりん」はソロキャンプが趣味の子であり、この子が一人でキャンプをする様子を長い時間追っている。
そして、それを見ている僕はこう思う。
「わかる! 一人って楽しいよね!」
一人の楽しさを、見事に伝えている。そんなアニメいままでなかったんじゃないか?
仲間同士でわいわいやるのが、この手のアニメのいままでパターンだったはず。
しまりんのソロキャンプの一方で、「野クル」というサークルでキャンプをするメンバーたちも描かれる。普通のアニメなら、この「野クル」でみんな楽しくやってます! でいきそうなところ。
その流れで、しまりんも「野クル」に参加するのかと思いきや勧誘を拒否。あくまで一人を楽しむしまりん。原付免許もとって一人でどんどんキャンプ場に出かけていく。
独立していて独自路線、でも、孤立しているわけでもないしまりんのポジション。
メッセージのやりとりをしたり、周りを気遣ったりする姿はとても魅力的。
会話のやりとりが重視されがちなアニメの世界で、しまりんが一人で過ごす様子をじっくり描いたこのアニメに「思い切ったなあ」と感心。拍手を送りたい。
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