誰かの誕生日の時に歌われる「ハッピーバースデートゥーユー」の歌が嫌だ。
なぜだろう。
決まりきった形で祝おうというお茶濁し感が嫌なのか、もう飽きてしまったのか、いろいろ理由はありそうだ。
とにかく、あの歌が歌われている間の時間が、すごく長く感じる。イライラしてくる。
「ハッピバスでトゥーユー」と歌い始めた段階で、どうせ次も「ハッピバスでトゥーユー」って来るんだろ、で、そのあとは「ハッピバスでディア源さん(仮)」なんだろと、うんざりしてくる。
あれは、みんな心から楽しんでいるのだろうか。
そんなことを言うのは、あなたに誕生日を祝う気持ちが足りないからだと言われそうだが、逆に、みんなはあるの? あったとして、その気持ちが、なんであの歌に結びつくの? と問いたくなる。
もっとセンスのいい祝い方があるんじゃないかという気がしてならない。
あの歌が歌われている最中にあるのは、そこにいる人達の、祝っているフリと、喜んでいるフリ。そんな風に見えてしまう。もちろん100%フリではないのはわかる。本当に祝っているし、本当に喜んでいるんだろう。でも、心から、あの歌を歌ってあげたいわけでも、歌って欲しいわけでもないという本音がありながら、それをテンションで乗り切ろうとしている感じがして仕方ないのだ。
そう思っているのは僕だけだろうか。
イメージしてみよう。ハッピーバースデーの歌がない世界を。
そんなの僕の空想だと君は言うかもしれない。
でも、きっと僕だけじゃないはずだ。
あの歌から解放されたいと思っているのは。
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