やなせたかし

台風で家ごと吹き飛ばされないか心配でしたが、大丈夫でした。

さて、やなせたかしさんが亡くなりました。94歳でした。

アンパンマンがヒットしたのは、やなせ先生が60歳くらいのときだといいます。

僕も、なんとなく、そのくらいの年齢で一番いい仕事が出来るような気がしています。まだ随分先の話ですが。

その時に備えて、いまは基礎を養おうと思っています。

やなせ先生は「いつはじめても遅くはないし、いい結果が出るのが遅くても、あわてなくてもいい、その先だって、まだまだ長いのだから」と教えてくれた気がします。

手塚治虫さんは対照的に、若くして才能を発揮して、短い期間に膨大な量の仕事をこなすという、典型的な天才タイプで、やなせさんよりあとに生まれ、先になくなっています。

手塚治虫のようなタイプの才能がないと分かった時点で、「自分には才能がない」と諦めてしまいがちですが、やなせたかしのタイプを目指せばいいと思えば、希望は持てます。

そういう面で、やなせ先生はとてもいいお手本になってくれたなあと、ありがたく感じます。

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