でも、吉田沙保里に勝って金メダルだった選手が誰だったか知っているだろうか? 多くの人は知らないのではないだろうか。何オリンピックだったか、柔道の篠原選手が誤審で敗れたとき、相手が誰だったかと同様、印象的な出来事のはずなのに、案外知らないのである。
記憶しているのは、吉田沙保里が負けたということだけ。これでは、吉田沙保里に勝つという偉業を成し遂げたその選手に失礼ではないか?
答えはアメリカのヘレン・マルーリス選手。ウィキペディアを読んでみてほしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘレン・マルーリス
マルーリス選手は「吉田さんと戦うのは夢だった」「吉田さんのことを研究すればするほど、彼女のことが好きになりました」といったコメントしていて、胸が熱くなってしまった。
日本人だから、つい吉田沙保里選手のことばかりになってしまうけど、勝ちたくて必死で戦っているのは、吉田沙保里だけではないということを忘れてはいけないと、改めて思った。
誰だって、オリンピックには特別な思いがある。金メダルを取るために必死で練習している。だから、一人一人にドラマがあるのだ。ヘレン・マルーリス。素晴らしい選手である。
ということで皆さん。ちゃんと名前を覚えましょう。
でも、一回聞いただけでは、なかなか覚えられないだろうから、僕が覚え方を考えました。
「屁連・丸栗鼠」と漢字で書いて、次のような図を思い浮かべればいいのです。
これで覚えられるでしょ?
何しろ、吉田沙保里に勝った相手。名前くらいちゃんと覚えないと失礼ですからね。
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