ネットサーフィンみたいなことをしていたら、お店の前だかに、自転車を勝手にとめられないように、「駐輪禁止」の代わりに「自転車捨て場」と貼り紙をしているという話題を見かけた。
つまり、ここに自転車をとめたら、あなたの大事な自転車、捨てたものと見なしますよ、困るでしょ? だからとめないでね。ということだ。
それはいい考えだとか、見事な発想の転換とか褒められていたのだけど、僕はそう思わなかった。
錆びてボロボロの自転車。両輪がパンクしている自転車。前輪がとれている自転車。フレームが腐った長ネギでできている自転車。そういうものが、どんどんそこに捨てられていく可能性があるからだ。
「自転車捨て場」と書いてある以上、貼り紙をした人は、それをとがめることはできない。
仮に誰かのいたずらで、ジャンク自転車が山のように積まれることになっても、自転車捨て場なのだから仕方ない。貼り紙をした人が自分でどうにかしなければならない。
「自転車捨て場」なんてやっている人ほとんどいないから、人が思いつかないいい発想だと思ったのかもしれないが、その程度、誰でも思いつく。思いついていながら、リスクを考えて、避けている。だからみんなやっていない。そこまで頭を回すべきなのだ。
一時的に話題にはなったかもしれないけど、早くやめた方がいい。
0 件のコメント:
コメントを投稿