3年日記とか、5年日記とか、10年日記みたいなものがある。
日記帳の同じ日付のページを、翌年も翌々年も使い回すという、ケチ根性丸出しの日記である。
ただ、これが1年以上書き続けると、面白いことが起こる。
日記を書くときに、前の年の記入欄が自然と目に入るので、ちょうど1年前や2年前の自分が何をしていたかわかる仕組みになっているのである。
「そうか、あれからもう1年か……。嘘だろ。…………はぁ。一年何してたんだろう…………あ~あ」なんてことになるのである。面白そうではないか。
数年前、そういうものがあると知ったときから、いつかやってみたい、いつか、と思っていたが、最近ようやく「やるなら早い方がいい」ということに気づいた。
早く始めた方が、その分早く「あ~あ」が味わえる!
日記というと「続く」「続かない」が問題になるが、毎日何かしら書いている僕にとって、日記を「書く」のは続ける自信がある。いままでも、日記のような雑文は、たくさん書いていて、Evernoteに放り込んである。
でも、問題は「見直す」方である。日記などを見直す習慣は全くなく、書きっぱなしになっている。
もったいない。きちんと日記を見直すことで得られるものがあるはずなのに。「そういえば、あの問題のことすっかり忘れてた」とか、「これはもう時効だろう、向こうも覚えてないだろう」とか。
書くときに自然と見直すことができるという、その日記帳の仕組みを知ったときは感動した。見直す習慣を付けるなどという不自然なことをしなくとも、書く習慣だけあればいい。「なんて画期的な!」と思った。といっても、僕が知らなかっただけで、ずっと昔からそういう日記帳はあったのだけど。
さて、始めるためには、まず日記帳を買わなければならない。調べてみると、どれも数千円はかかる。無料のやつは一つもない。
そこで頭に浮かんだのが「パソコンでできないかな?」である。
パソコンなら、あまりコストはかからないだろう。それに、手で書くより、キーボードを打つ方が速いし、字も読みやすい。
しかも、紙と違って、パソコンは検索ができる。「あれはいつのことだっけ?」と思ったとき、「あれ」を検索すれば、それを書いた日が表示される。
さらに、紙の日記の場合、5年とか10年すると、記入欄が全部埋まるので使えなくなるが、パソコンなら使用年数も文字数も無制限である。書き放題である。
データもクラウドに保存すれば失われることはあるまい。パスワードなどをつければ、人に見られずに済むというメリットもある。
調べてみると、思った通り、その手のパソコンソフトや、iPadアプリなどは存在していて、なかなか使いやすそうである。
特にiPadで使えるやつは、さすがに見た目も綺麗で、これはいいと思ったのだが、問題がある。今使っているiPadをこれから3年後や5年後も使っているという保証はないということだ。GoogleやEvernoteなどのサービスなら10年後20年後も使っていそうだが、iPad専用アプリは危険だ。
ウィンドウズのソフトは、無料のものだと、古くて見た目がいまいちだし、最新の有料ソフトでさえ、もっといいソフトが開発されて5年後10年後は古くさく感じてしまいそうだし。うちのパソコンはノートパソコンじゃないから、寝っ転がりながら書けないし。
そうやって考えていると、数年先がどうなっているかわからない以上、結局、紙の日記帳に書くのが最善であると判断した。
テクノロジーがいかに発達しようと、「見直す」ことに関しては、ぱらぱらめくれる紙の日記が最速である。
長い文章を書かずに、その日は何があった日なのかを手短に記録しておき、それを見直すという形を取りたいから、その目的なら、むしろ紙の方が適している気がする。
パソコンは断念して、紙の日記帳購入を目指すことに。
良さそうな日記帳を調べていたら、「石原10年日記」というのを見つけた。
日記帳の同じ日付のページを、翌年も翌々年も使い回すという、ケチ根性丸出しの日記である。
ただ、これが1年以上書き続けると、面白いことが起こる。
日記を書くときに、前の年の記入欄が自然と目に入るので、ちょうど1年前や2年前の自分が何をしていたかわかる仕組みになっているのである。
「そうか、あれからもう1年か……。嘘だろ。…………はぁ。一年何してたんだろう…………あ~あ」なんてことになるのである。面白そうではないか。
数年前、そういうものがあると知ったときから、いつかやってみたい、いつか、と思っていたが、最近ようやく「やるなら早い方がいい」ということに気づいた。
早く始めた方が、その分早く「あ~あ」が味わえる!
日記というと「続く」「続かない」が問題になるが、毎日何かしら書いている僕にとって、日記を「書く」のは続ける自信がある。いままでも、日記のような雑文は、たくさん書いていて、Evernoteに放り込んである。
でも、問題は「見直す」方である。日記などを見直す習慣は全くなく、書きっぱなしになっている。
もったいない。きちんと日記を見直すことで得られるものがあるはずなのに。「そういえば、あの問題のことすっかり忘れてた」とか、「これはもう時効だろう、向こうも覚えてないだろう」とか。
書くときに自然と見直すことができるという、その日記帳の仕組みを知ったときは感動した。見直す習慣を付けるなどという不自然なことをしなくとも、書く習慣だけあればいい。「なんて画期的な!」と思った。といっても、僕が知らなかっただけで、ずっと昔からそういう日記帳はあったのだけど。
さて、始めるためには、まず日記帳を買わなければならない。調べてみると、どれも数千円はかかる。無料のやつは一つもない。
そこで頭に浮かんだのが「パソコンでできないかな?」である。
パソコンなら、あまりコストはかからないだろう。それに、手で書くより、キーボードを打つ方が速いし、字も読みやすい。
しかも、紙と違って、パソコンは検索ができる。「あれはいつのことだっけ?」と思ったとき、「あれ」を検索すれば、それを書いた日が表示される。
さらに、紙の日記の場合、5年とか10年すると、記入欄が全部埋まるので使えなくなるが、パソコンなら使用年数も文字数も無制限である。書き放題である。
データもクラウドに保存すれば失われることはあるまい。パスワードなどをつければ、人に見られずに済むというメリットもある。
調べてみると、思った通り、その手のパソコンソフトや、iPadアプリなどは存在していて、なかなか使いやすそうである。
特にiPadで使えるやつは、さすがに見た目も綺麗で、これはいいと思ったのだが、問題がある。今使っているiPadをこれから3年後や5年後も使っているという保証はないということだ。GoogleやEvernoteなどのサービスなら10年後20年後も使っていそうだが、iPad専用アプリは危険だ。
ウィンドウズのソフトは、無料のものだと、古くて見た目がいまいちだし、最新の有料ソフトでさえ、もっといいソフトが開発されて5年後10年後は古くさく感じてしまいそうだし。うちのパソコンはノートパソコンじゃないから、寝っ転がりながら書けないし。
そうやって考えていると、数年先がどうなっているかわからない以上、結局、紙の日記帳に書くのが最善であると判断した。
テクノロジーがいかに発達しようと、「見直す」ことに関しては、ぱらぱらめくれる紙の日記が最速である。
長い文章を書かずに、その日は何があった日なのかを手短に記録しておき、それを見直すという形を取りたいから、その目的なら、むしろ紙の方が適している気がする。
パソコンは断念して、紙の日記帳購入を目指すことに。
良さそうな日記帳を調べていたら、「石原10年日記」というのを見つけた。
下の方に、検索用の特記事項の欄がある。重要な出来事があったら、そこに書き入れておけば、あとで見つけやすいというものだ。これによって、「あれはいつのことだっけ?」が検索できるようになっている。紙の日記帳の弱点をカバーしている。
多少値は張るが、細やかに出来ている感じがして、長く使うならと、これにすることにした。
次回に続く……。
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