子供にサンタさんがいるかどうか、話すとしたら、何て言おう。
僕は嘘をつかないことにしているから、話すとしたらこういう感じになる。
サンタクロースという人は昔いた。たしか、クリスマスの日に貧しい人の靴下にお金を入れたとか、そんな話だ。その人が最初のサンタさんだ。
やがて、その人のように、聖なる夜にプレゼントを贈りたいという人が次々と現れた。その人たちはサンタクロースになった。
サンタクロースは昔は一人の人の名前だったけど、今は職業の名前だ。
今、サンタさんはいる。しかも結構たくさんいる。
どっか、北欧の方に、サンタさんの協会がある。その協会からサンタさんに認定されると、認定証みたいなのがもらえるらしい。その人たちがサンタさんだ。
空飛ぶソリやトナカイ。そういうものが本当にあるかどうか? 僕は見たことがない。
煙突から家に入る? 煙突がある家なんてそんなにないよね。
でも大事なのは、サンタさんが魔法を使えるかどうかじゃないと思うんだ。
子供たちの笑顔をみたい。喜ぶ姿が見たい。そういう気持ちを持っていることがサンタさんにとって一番大事なんだ。
君のお父さんお母さんもきっとサンタさんに負けないくらい、サンタさん的な気持ちを持っていると思うよ。
そういう意味では、夜中に枕元にプレゼントを置くのが、お父さんでも知らないおじさんでも、たいした差はないよね。
いや、別に深い意味はないんだ。
メリークリスマス!
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