太田上田のクイズ

というわけで、ひたすらに『太田上田』を見ている。2017年の分を全部見終えそうだ。

番組内で、クイズが出題される場面があった。

「タクシーの運転手が一方通行を逆走しているのに、警察官は注意しません。なぜでしょう?」という問題。

上田さんはすぐわかるが、太田さんはわからず苦戦。

僕も、この手の問題はすぐわかる。上田さんと同じく「あ~楽勝だな」という立場。

でも、あれこれ答える太田さんの答えを聞いているとおもしろい。

「犯人がタクシーに乗っていて、逆側で警察官が待ち構えていた」「警察は高いビルの屋上にいて、注意したくても声が届かない」「警察官が気が狂っていた」

正解はわかっているだろうから言わないけど、正しい答えがわかっていると、そこで考えるのをやめてしまうから、太田さんみたいにいろいろな発想は出てこない。

わかりすぎるのも面白くないよなあ、と思う。

正解はあっても、他に一方通行を逆走しているのを見て警察官が何も言わない可能性はたくさんある。

「ドラマの撮影中で、ちゃんと警察の許可のもと撮っているシーン。見ていた警察官はそれに協力している人」みたいなのも可能性の一つ。

「警察官がタクシーの運転手に弱みを握られている」というのも可能性の一つ。

いろいろな可能性があるけど、一番大きな可能性が正解ということになるんだろう。この場合。

でも、実はものすごく低い可能性が正解だったら面白い。

「ええ!? そんな複雑な状況があって、警察官は一方通行の逆走を見逃したの?」みたいな驚くような何かしらのトリックや偶然の一致があったら面白い。小説の題材にもなりそうだ。

そんなことをよく考える。

前にもそんなことを考えて「2軒の美容室問題」を書いたのだった。

「クイズ:2軒の美容室」(http://nakaiyuhi.blogspot.jp/2017/02/blog-post_10.html

「太田上田」を見ながら、そんなことを昨日、深夜まで考えていたのだった。

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