ほぼほぼ

「ほぼほぼ」という日本語がとても気になる。

「ぼのぼの」みたいだなあと思う。

最近よく聞くようになったと言いたいのだけど、厳密には伊集院さんがよく使うようになった。

「『ほぼほぼ』って、みんな言ってるよ」
「みんなって誰よ?」
「伊集院さんとか」
「他には?」
「……伊集院さん」

僕は人と会話をしないので、僕の耳から入ってくる音声的な情報の60%くらいは伊集院さんであり、その伊集院さんがよく使うようになると、よく耳に入ってくる言葉として比重が大きい。

ので、他の人がよく使っているかどうかは厳密にはわからない。でもみんな使ってるから伊集院さんも使うようになったんでしょ。どうせ。

調べてみると、「ほぼほぼ」は「ほぼ」を強めた言い方で、「ほぼ」よりも可能性が高いらしい。

「ほぼ」が「9割がた」くらいとするなら、「ほぼほぼ」は「例外を除けば全て」「限りなく100%に近い」くらいの意味であるという。

世間において、その使い分けがきちんとなされているかは疑問である。

どちらにしても、僕はまず使わないだろう。

なんかダメなのだ。「ぼのぼのみたいだなあ」とどうしても思ってしまう。

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