だから、本当ならもっと高く売れるものに、破格の値がついてることもあって、それを安く買って、転売して差額をもうけるやり方があるらしい。
僕は今回、相場より休めの値段で出品したから、買った人が転売目的なら、上手くやれば2000円くらいは利ざやが得られるかもしれない。
個人的にはたかだか1000円とか2000円を得るためにメルカリをやるのは割が合わないと思っている。僕の場合、面倒の方が勝ってしまう。ただ、慣れている人はそんなに面倒に感じないだろうから、いいお小遣い稼ぎになるのかもしれない。
でも、なんかそのやり方が好きになれない理由が別にある。
例えば、Aさん、Bさん、Cさんがいて、Bさんが転売上手な人だとする。
Aさんが1万円で売れるものを5千円で出品する。Bさんがそれを買って、そのまま1万円で出品し直す。Cさんがそれを1万円で買う。これは結局AさんからCさんに渡っただけだ。
なのに、宅配便の業者は一回Bさんに届け、BさんからCさんに届けるという動きを挟まなければならない。
この無駄。
Bさんは結局世の中の役には全く立っていない。むしろ配達業者の負担を増やしただけ。
Bさんに限らず、時代が進み、豊かになるにつれて、無駄な仕事はどんどん増えている。
無駄なことをやってでも経済をまわさないといけない。いま、すでにそういう時代に突入している。
僕は「ヘンだなあ」と、ずっと思っている。
そんな無駄なことをしなくても済む世の中って作れないのかな? そういう視点から、ベーシックインカムの導入とか、いろいろ考えている人はいると思うけど、僕は経済の専門家じゃないから、そういう人に任せることにする。
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