第2の人生

いま、気になっていることを、3時間くらいかけて書きだしてみるといいよと、ものの本に書いてあった。3時間は長いと思われるかもしれないが、そのくらいかけて、どんな些細なことも洗いざらい出しきってしまうのがいいらしい。

ということで、昨日、早速やってみた。

出てくる出てくる。

箇条書きのような感じで書きだして、ノート10ページ分、一気に書いた。こんなにやりたいこと、いっぱいあったんだなあ。

かなり頭がすっきりしたし、今やるべきことも明確になった気がする。

最終的には10年後、20年後、30年後の自分の生き方や、目標にまで考えが及んでいた。

40代、50代になったら、仕事の片手間でもいいから、第2の人生として、音楽家になろう。

子どもの頃、ピアノを習っていたが、ピアノの先生からは、演奏よりも、楽譜に対する理解が早く、こんなに飲みこみが早い子はいないとまで褒められ、作曲などに向いているのではと言われていた。

人間、褒められたことは忘れないものである。先生が演奏に対するフォローとして言ったことも、「そういえば俺、作曲の天才だった」くらいの解釈で今でも覚えているのだ。僕の中では、僕が作曲の天才であることは真実になってしまっている。

その才能を寝かせておくのはもったいない。作曲を学び、それに必要な程度のピアノを身につける。演奏家としては、中途半端にやったバイオリンをちゃんと弾けるようにしたい。

名探偵コナンのテーマとか、古畑任三郎のテーマとか、インディージョーンズのテーマとか、ウォレスとグルミットのテーマのような、何かのテーマ曲を思わせるような、聴けばそれとわかるような、口ずさんでしまうような曲を僕も作ってみたい。自分で演奏することを考えて、バイオリンを中心とした曲がいい。作詞をして、歌を作るのも面白そうだ。ピアノ弾き語りで歌う。ちなみにギターは意地でもやらない。

そのためには30代でお金をためて、40くらいになったら、音楽の出来る家に住むことにしよう。

と、そんな第2の人生への現実逃避もできて、3時間かけて、頭の中の気になることを全部書きだす作業はとても有意義だった。

さて、第1の人生(現実)に戻るとするか。

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