テンション

テンションが高いとか低いとかいうが、僕ももっとハイテンションな人間になれないものかと、思うことがある。憧れもする。

アンタッチャブルのザキヤマさんとか面白いと思うが、「からの~?」とかを、まねて言うことは、僕にとってかなり難しいことに最近気づいた。

「からの~?」を面白い感じに言うには、ザキヤマさんみたいに、常に高いテンションでしゃべっていないと難しいわけで、常に暗くて、テンションが低い落ちついた雰囲気が魅力の僕にとって、マネするのが難しいのも当然かもしれない。

今でこそ、草刈正雄のように落ちついた雰囲気の僕も、子どもの頃は、自然にテンションが高かった。家でクリスマスを祝った時、フライドチキンなどの豪華料理が並び、楽しくて、大はしゃぎで箸を両手に持ったまま走り回っていたほどだ。

その時、手に持っていた箸が、はしゃいで、ぶんぶん腕を上下した拍子に、鼻の穴に突き刺さり、大量の鼻血が噴き出して以来、僕はすっかり笑わない子になってしまった。

そんなわけで、今の僕では、いくら憧れようと、自然に高いテンションにはなりそうにない。そう見えるように演技するための演技力を身に付けるくらいしか出来ないのである。

演技の勉強をもっとして、幅広く自分を表現できるようにしておきたいものだ。

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