腹筋を使ってがばっと起きるよりはだいぶ楽だと思う。
また、手順を細かく分けることにより、少しずつ確実に起床に近づいていることが実感できるであろう。
眠くて眠くて仕方ない中で、「布団から出る」という大きなことをするのは難しい。だけど、うつぶせになるのなら何とかできる。そこから、膝を曲げることならできる、という風に、できることを段階的に積み重ねていって、小さなハードルを越えていくうちに、最終的には布団から出ていたという状態に持っていくのが、この手順のねらいである。参考にしていただきたい。
わかりやすくするために絵も入れてみたけど、この有様になってしまった。iPadで絵を描くのは、タッチペンを使っても、ものすごく書きにくかった。本当は僕はもっと絵が上手い。信じて欲しい。
布団から出るための手順
- 布団に入ったまま、まずうつぶせになる。うつぶせに寝ていたときは、そのままうつぶせを貫く。
- 腰を浮かせながら、片足の膝を曲げて、前の方に持っていく。このときあまり深く抱え込まず、なるべく膝が直角になるように、上に向かって立てるようなイメージで。
- もう片方もそれにそろえる。この段階で大きな挫折を味わっている人みたいなポーズになっている。このときも、ひざを曲げすぎて、正座みたいになってしまうと、そのまま眠ってしまうので、注意。腰を高く浮かせておくことが大切である。
- 両腕を伸ばし、四つん這いの体勢になる。(おしりをかかとに近づけるイメージでいったん後ろに引くとやりやすい)
- その状態から、さらに、片足を前に出し、クラウチングスタートの位置についた時のような体勢に持っていく。
- ここまで来れば、もう大丈夫。そのまま立ち上がって、素敵な朝の始まり。
ポイントとしては、手順を進めたら、前の手順に逆戻りしてはいけないということ。ゆっくりでいいから、確実に手順を先に進めることである。
さて、それでは、どうやって、手順を先に進めていくかについて次に考えてみよう。
それを決めないと、うつぶせになってから、次に進めず、そのまま、うつぶせで寝てしまうだろう。
うつぶせの状態から、次に進むきっかけが欲しい。
まず自分の頭の中できっかけを作るやり方として「カウントダウン法」がある。
目が覚めて、うつぶせになったら、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1 で片膝を曲げて、前に出す。
その後、また、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1と数えて、もう片方の膝もそろえる。
これを、手順6にくるまで繰り返すのである。
カウントダウンを始めるのに意志の力が必要なので、意志の力が弱っている時は、この方法は難しいかもしれない。
自分の意思ではなく、外部からのきっかけが欲しいという場合には次の方法をおすすめする。
これは、Queenの『Flash』という曲を流して、「Flash Ah~」の度に次の動作に移るやり方である。「Flash Ah~」は数回出てくるので、一回ごとに、手順を一つ進めていくのである。
スマホなどのアラームアプリで、アラーム音を『Flash』にして、起きたいタイミングで流れるようにしておく。
曲が始ったら、うつぶせになり、「Flash Ah~」で、片方の膝を曲げる。
次の「Flash Ah~」で、もう片方の膝も曲げる、という流れでやっていく。そうすると、ちょうど曲がいいテンションになっているときに、起き上がることが出来る仕組みになっている。上手くいくと気持ちがいい。
ラジオ体操の音楽が聞こえると、自然と、体が動いてしまうように、『Flash』を聴くだけで、手順通りに体が動くように繰り返し、練習しておくのが理想である(寝る前に一回リハーサルしておくとか)。
バカバカしいと感じるかもしれないけど、そうやってパブロフの犬のように訓練しておくと、布団の中で「起きたくないなあ、でも起きなきゃ」などと格闘しなくても、体が自然に動いて、楽に起きられるようになると思う。
以上、きっかけを作る方法を考えてみたけど、とにかく、いったん膝を曲げるところまでいけば、その体勢のまま眠ってしまう可能性は低いので、特にきっかけを与えなくても、起きられる可能性は高まる。
「目が覚めたら、とにかくうつぶせになって、膝を曲げる」ということを頭に入れておき、実行できれば、そこからは、自分のタイミングで一つずつ先に進めていくやり方でも十分だろう。
いろいろ試してみて欲しい。
あとは、最後まで諦めずにやり通そうとする自分の意思の勝負である。ご武運を祈る。
手順を進める方法
さて、それでは、どうやって、手順を先に進めていくかについて次に考えてみよう。
それを決めないと、うつぶせになってから、次に進めず、そのまま、うつぶせで寝てしまうだろう。
うつぶせの状態から、次に進むきっかけが欲しい。
まず自分の頭の中できっかけを作るやり方として「カウントダウン法」がある。
カウントダウン法
頭の中で、10からカウントダウンして、ゼロと同時に、次の動作をとるという単純なやり方。目が覚めて、うつぶせになったら、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1 で片膝を曲げて、前に出す。
その後、また、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1と数えて、もう片方の膝もそろえる。
これを、手順6にくるまで繰り返すのである。
カウントダウンを始めるのに意志の力が必要なので、意志の力が弱っている時は、この方法は難しいかもしれない。
自分の意思ではなく、外部からのきっかけが欲しいという場合には次の方法をおすすめする。
Flash法
スマホなどのアラームアプリで、アラーム音を『Flash』にして、起きたいタイミングで流れるようにしておく。
曲が始ったら、うつぶせになり、「Flash Ah~」で、片方の膝を曲げる。
次の「Flash Ah~」で、もう片方の膝も曲げる、という流れでやっていく。そうすると、ちょうど曲がいいテンションになっているときに、起き上がることが出来る仕組みになっている。上手くいくと気持ちがいい。
ラジオ体操の音楽が聞こえると、自然と、体が動いてしまうように、『Flash』を聴くだけで、手順通りに体が動くように繰り返し、練習しておくのが理想である(寝る前に一回リハーサルしておくとか)。
バカバカしいと感じるかもしれないけど、そうやってパブロフの犬のように訓練しておくと、布団の中で「起きたくないなあ、でも起きなきゃ」などと格闘しなくても、体が自然に動いて、楽に起きられるようになると思う。
以上、きっかけを作る方法を考えてみたけど、とにかく、いったん膝を曲げるところまでいけば、その体勢のまま眠ってしまう可能性は低いので、特にきっかけを与えなくても、起きられる可能性は高まる。
いろいろ試してみて欲しい。
あとは、最後まで諦めずにやり通そうとする自分の意思の勝負である。ご武運を祈る。
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