マイクロソフトのOneNote導入

少し前に、OneNoteのデスクトップ版が無料になったので、最近ダウンロードして使い始めた。

かなり、使いやすくて驚いた。

Evernoteと比較されることが多いけど、Evernoteと一番違うのは、アウトラインが簡単に作れることと、ノート上の好きな位置にメモや画像等を配置できることである。

いままで、Evernoteでたくさんのメモを集めても、それがバラバラのノートに保存されていて、どう使っていいやら戸惑い気味だったけど、OneNoteを使うことで、より自分の頭で思う通りの距離感で並べたり、入れ替えたりが楽にできて、アイデアの整理に役立つと思った。

これがあれば、Evernoteはいらないかなとさえ思ったのだけど、しばらく使っているうちに、少し使いにくさを感じるようになった。

文章をあちこち、切り取って移動させて、アウトラインプロセッサとして活躍してもらいたいと思っていたのだけど、範囲選択からの右クリックのコピーや移動が重い。

右クリックしてから、メニューが出てくるまで数秒待たされる。

文章を組み立てる仕事をしている身としては、そこがサクサク行ってくれないと厳しい。

長文テキストを自由に移動させて組み立てるには、別のアウトライナーの方が軽くて使いやすい。

結局、アウトライナーとしては「Nami2000」というソフトが使いやすいので、そっちを使うことにしている。

OneNoteは、メモやアイデアを整理するには、Evernoteを上回っているけど、ある程度長い文章をまとめたり、司るには向かない感じがした。

以上の点から、僕の中で、これらの役割が決まりつつある。

Evernoteは「自分へのメール」という感覚で、何でもいったん情報を集め、それを中継するという役割にする。Gメールように、処理したらアーカイブするという使い方。まあ、それがEvernoteの本来の使い方なのかもしれない。

OneNoteは「アイデア帳」とか「アイデアプロセッサ」。思いついたアイデアを、Evernoteから受け取って視覚的に整頓するという役割。いままでアイデアも全部Evernoteに置いていたが、これからはこちらを使う。企画書のようなものを作るなど、考える系の仕事はここに持ってくることにする。

そして、OneNoteのアイデアを見ながら、Nami2000とか、一太郎のアウトライナーで文章をまとめる。まとめ方は、僕の場合、ポメラで文章を書いて、それをEvernoteに送っているので、そこからアウトライナーにコピーしてもってきて編集する(くっつけたり、書き足したりして、整える)という流れが主になるだろう。

仕事環境は着実によくなっている。

なんて、偉そうなことを言っているけど、仕事環境を整える仕事ばかりしていて、実際には、大した量の仕事はしてないんだけどね。

0 件のコメント:

人気の投稿