ラテラルシンキング

とにかく何か考えるのが好きで、長い時間物を考えていても、苦にならない。

これは僕の唯一の強みだなあと自覚している。

むしろ「考えるべき問題がある」という状態が、僕にとっての幸せなのだ。

レイトン教授をノーミスでクリアしたと書いたけど、なぜそんなことができるのかといえば、わかるまで考えるからである。レイトン教授のパズルは時間無制限なので、わからなければ、一旦そのままにして、入浴中も寝るときも、24時間体制で答えを探すのである。そうやって、時間をかけて、根性でノーミスクリアをしているのである。そりゃあ査定を1万円くらい上乗せしてほしいところさ。

さて、最近知ったのだが、ポール・スローンの「ウミガメのスープ」という有名な問題がある。「レストランでウミガメのスープを一口食べた男が、レストランを飛び出し、持っていた銃で自殺をした。なぜか?」という問題である。

これは水平思考(ラテラルシンキング)パズルというもので、正面からのアプローチでは解くのが難しい問題を、発想を変えて、あらゆる方向から考えて、答えを導くゲームである。途方もないほどの発想力と推理力が必要になる、考えごたえ十分のやつだ。

最近はその本を読んで考える楽しみに浸っていた。

僕がはじめに考えた答えは「その男ははじめから死ぬつもりで、死ぬ前に、たったひとつの心残りだったウミガメのスープを食べたい。それを一口食べたら死のうと決めていたから」だった。

でも、残念ながらウミガメのスープを食べたことが、自殺の直接的な原因だという。じゃあ、わかんねーや。

あとで答えを知ったが、そりゃあわかんないよというほど難しい。ただ、本気で考えれば、近いところまでは答えを導けるんだろうというのもわかる。

本当の答えは、有名なやつだから、知りたい人は調べればわかると思う。

この問題は難しかったけど、本に載っていた他の問題は、結構僕の頭でも解けたので、楽しかった。

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