食生活を見直す 第6回 実践編その3

さて、そしてメインの食事なのだけど、基本は一汁三菜ということにしようと思う。

幕内秀夫先生が言うには、やれ健康だといって、高価な栄養食を食べたり、変なものを食べたり、変な食べ方をするよりは、普通に白いご飯に質素なおかずという形が安価だし安全だという。

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その通りだろう。それに、その形なら食のバリエーションもいろいろ楽しめる。3つのポイント(健康的、経済的、継続的)も十分押さえられる。

まあ、幕内先生のおすすめするメニューは僕から見るとちょっとやり過ぎの感じがする。そこまで質素にしなくてもと思う。「子どものおやつはおにぎり(のりを巻いただけ)と水」というのだけど、僕が子どもだったら、おやつがそれだと泣いてしまうと思う。僕はもっとゆるくやるつもりだ。

僕としては、この食事の中に、必ず最低一つは食べるのが楽しみな、心ときめくものを入れるようにしたい。

この一汁三菜に、酵素も取り入れることを意識して献立を作る。

ご飯の量は半合、それに味噌汁、生野菜のサラダ、メインのおかず、プラス1品。この形を一食の基本とする。

メインのおかずは、卵料理でも、魚料理でもなんでもいい。コンビニで買えるパック入りの肉じゃがとかでもいい。

プラス1品は小魚の佃煮とか、おかずのりとか、醤油をたらした大根おろしとか、ヤマイモの千切りとか、ひじきの煮物とか。特に酵素の力が大きそうな大根おろしは積極的にとりたい。

違う形で食べるときも。この基本的な形の量と品目数などのバランスを崩さないようにメニューを選ぶようにする。

基本が頭に入っていれば、崩す日があっても、なるべくそれに近い形を目指せばいい。例えば、たまにはスパゲティーにしたいと思ったら、野菜のたっぷり入ったものにして、それをご飯と、メインのおかずの代わりということにし、味噌汁の代わりにミネストローネスープにして、サラダも付ける。そうすれば基本から大きく外れてはいないだろう。

本当に理想的なのは、「粗食」みたいなものなのかもしれないけど、いきなりそこまでの大袈裟な変化は、それはそれで実現は難しい。とにかく確実に出来ることをやる。

どんな食事が健康にいいのか知っているだけでは意味がない。出来る範囲でいいから、確実に出来ることをやるのだ。

ということで、まとめると、朝は果物、主にバナナ。メインの食事にオーソドックスなご飯と味噌汁とおかず(サラダを含めた3品)。夜食にそば。それがこれからの食事スタイル。これでかなり、食生活は改善されるはず。

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