食生活を見直す 第4回 実践編その1 朝は果物だけ食べる

食事についての研究は以前から行っていたため、今回の見直し企画で180度変わるということはない。

例えば、朝ご飯は果物だけを食べるという習慣は1年以上前から実践していて、朝食には主にバナナだけを食べている。

きっかけはこの本だった。


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消化がいかにエネルギーを使うかという話をはじめとして、常識を覆すような話をいろいろ教えてくれた。

まず、炭水化物とタンパク質を一緒にとると消化できないから分けてとった方がいいという話。タンパク質の消化液は酸性、炭水化物はアルカリ性だから、一緒に食べると両方の消化液が出て、中和されてしまうのだという。その結果、どちらも消化できず、お腹の中でタンパク質は腐敗、炭水化物は発酵するのだという。

ご飯とおかずの肉という組み合わせは、実はとても負担がかかる食べ方なのである。一緒に食べないか、一緒に食べるなら、どちらかを少なくした方がいいという。

そして、朝食を果物にしたきっかけなのだけど、本にはこう書かれている。

私の他の提案は無視しても、朝食に新鮮なフルーツだけを食べる生活習慣を継続するだけで、飛躍的に健康になることが出来ます。

そこまで言うならやってやろうじゃないかと、ずっと、朝はバナナにしている。

果物は持っている酵素のおかげで、ほとんど消化にエネルギーを使うことがないという。しかも、栄養もまんべんなく含んでいる。だから、朝ご飯の消化にエネルギーをとられず、元気に過ごせるということだ。

確かに、その習慣を取り入れてから、体のだるさや疲れみたいなものは以前ほど感じなくなった。

他にも、肉は良質のタンパク源だと思われているが、人間は肉を食べるのに適していないので、あまり食べない方がいいという話、牛乳が骨を弱くする話など、いままでの常識と真逆の話が出てきて面白かった。

学生時代からあれこれ本を読むうち、僕の中には自分の常識が崩れるのが快感という変な回路ができあがってしまった。その快感を求めて、自分の中の常識を覆すような話を探して、いろいろ本を読んでいるけど、この本もそういう素敵な気持ちにしてくれた。

今回、本当は別の話がしたかったけど、本の紹介をしはじめたら長くなったのでそれはまた次回にする。

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