あれこれ考えるのが好きな僕は、放っておくと、すぐに頭の中がごちゃごちゃになってしまう。そんなときは書き出してみるといいということで、無くなる心配のないクラウドメモを使って頭を整理することにしている。
以前はメモにEvernoteを使っていたけど、GoogleKeepにタグを付けられるようになってから、そちらに移行することにした。
正直Evernoteは僕には合わなかった。あれこれ放り込んでいった結果、結局何が入っているのかよくわからなくなり、どんどんブラックボックス化していった。何でも放り込んだ結果「これはあとでどうにかしよう」「このメモはどこにも分類できないからとりあえず保留しておこう」みたいな位置づけのメモが300も400もたまってしまい、結局頭の中以上に混乱した状態になってしまった。
そして気付いたこと。メモの処理はGoogleKeepの方がやりやすい。
軽いし、シンプルだし、一覧性に優れている。特にEvernoteはメモの順番の入れ替えが簡単には出来ないので、バラバラのメモを秩序立てて見たいときに不便を感じていた。
さらに気付いたこと。Evernoteは執筆時の原稿もメモもまとめて入れていたけど、やはり原稿は原稿、メモはメモで分けた方が便利だった。頭の中で完全に分かれているものを同じ場所に、同じ形式で置いておいたら、混乱するのは当然のことだ。アナログで考えても、原稿もメモ用紙も全部同じ大きさの紙に書いて一カ所にまとめていたら見つけにくいだろう。
そんなわけで、GoogleKeepに切り替えたわけだが、いろいろ試行錯誤を重ねた僕の現在のGoogleKeepの使い方をまとめてみる。
ナカイユウヒ流、GoogleKeepの使い方
- 毎週日曜日に、来週の目標や予定などを書いたメモを作り、赤い色に設定する
- 気になることや、思いついたことは、なんでもすぐにKeepにメモする
- 時系列に並ぶように、メモの順番は基本入れ替えないようにする(内容によって必要なら入れ替えても構わない)
- 毎朝、メモ(アーカイブされていないメモ)を全てチェックし、新しいメモにはそれが何のメモかわかるようにタグを付けたりジャンルによって色分けする
- 処理が終わったメモは色をグレーにして、アーカイブする(タグはそのまま)
- 処理ができないタイプのメモ(知識、今のところ使い道のないアイデア、どうしたらいいかわからないメモなど)はそのままにしておく
- 赤いメモの3つ目が出来たとき、一番下の赤いメモをグレーに変えてアーカイブ、それより下のメモ(処理ができないタイプの、そのままにしておいたメモ)は、色を変えずにそのままアーカイブする
- その時、処理できないタイプではないけど、単純に処理が遅れているメモについては、どうするか改めて考え直す(延期か、諦めるか)。そして適切な処理を行う
この例だと、一番上のメモを作った時に、下2つの古いメモをアーカイブする。 赤いメモが、古いメモを見分けるための栞みたいな役割をしている。 |
この方法なら、知識や今のところ使い道のないアイデアなどは、2週間以上毎日見た上でアーカイブすることになる。そのため、その間に頭に入る(覚えてしまう)可能性が高い。覚えてしまえば、もうアーカイブして見えなくなっても大丈夫という発想である。これは受験生にもおすすめしたい技である(今の受験生は便利なものがたくさんあってうらやましい)。
万が一忘れてしまっても、アーカイブを覗けば、色つきで残っているのでいつでも確認できる。
緑色のメモは知識に関するものである。タグを付けなくてもわかるので付けていない。グレーのメモは念のためアーカイブに残しているが、処理済みなので無視して問題ない。 |
例えば、緑色で検索すれば、アーカイブの中からも知識に関するメモを一覧できる。これなら必要なメモがすぐ見つかりそう。 |
以上が基本的な使い方で、あとは、リマインダー機能を活用したり、タグで絞り込んだり、検索したり、臨機応変に使っていけばよい。
ポイントは、どうしたらいいかわからないメモとか、処理できなかったメモも、週末に赤いメモを作る時、そのまま強制的にアーカイブしてしまうことである。そして、いったん忘れてしまう。そうすれば過去の未処理案件に悩まされることなく、常に今に集中できる。
本当に重要なことなら強制アーカイブの前にどうにかするだろうから、恐らくそれで問題なく過ごせるだろう。
もし、過去に考えついたことや、やり残したことを知りたければ、アーカイブの色がグレーにならずに残っているメモを見ればすぐにわかる。必要なものがあれば、復活させればいい。
ポイントは、どうしたらいいかわからないメモとか、処理できなかったメモも、週末に赤いメモを作る時、そのまま強制的にアーカイブしてしまうことである。そして、いったん忘れてしまう。そうすれば過去の未処理案件に悩まされることなく、常に今に集中できる。
本当に重要なことなら強制アーカイブの前にどうにかするだろうから、恐らくそれで問題なく過ごせるだろう。
もし、過去に考えついたことや、やり残したことを知りたければ、アーカイブの色がグレーにならずに残っているメモを見ればすぐにわかる。必要なものがあれば、復活させればいい。
ちなみに、「やること」「やりたいこと」「タスク」に関するメモは、「ライフベア」というカレンダーアプリで、やる日にちを決めて予定やタスクとして登録してからアーカイブという流れにしている。
GoogleKeepのおかげで、いわゆるTODO、タスク系のアプリも使わずに済んでいる。
写真はGoogleフォト、原稿はWorkFlowyと一太郎(書きかけのブログの原稿はブログに直接下書き保存)、スケジュールはGoogleカレンダーとライフベア。これだけあれば事足りるし、ライフログとかウェブサイトのクリップとかはもともとやっていないから完全にEvernoteは使わなくなった。
まあ、一応アカウントとかはそのまま残っているけど……。
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