バターコーヒー実験してみる

バターコーヒーは俗に完全無欠コーヒーと呼ばれる。「シリコンバレー式」シリーズを書いている人が広めたものだ。

早速本をダウンロードして読んでみた。



バターコーヒーは、糖ではなく脂肪をエネルギーとして使おう、つまり、ケトン体を使える体にしようという理屈に基づいたものだ。

グラスフェッドバターと、中鎖脂肪酸オイルをコーヒーに混ぜて飲むことでそれを実現しようとするもの。

一方で、グラスフェッドバターが体にいいというエビデンスはないという批判もあり、バターコーヒーは賛否両論の炎上案件となっている。

僕の勘では、脂質がエネルギー源になるわけだから、脂質の絶対量が必要なわけで、そのためのバターと思えば、バターが体にいいという保証がなくても問題ないように思える。バター自体が体にいいというより、脂質の補給としての役割が大きいのではないかと思う。

実際にバターコーヒーによって頭がさえる、調子がよくなるという感覚を得ている人も多い。

しかし、本を読むと、著者の言うことをその通り実践するのはとても困難だとわかる。避けなければならないものがあまりに多いし、経済面でも高くつく。ものすごく神経質にならなければならない。

僕は、本の内容を全面的に支持することはないけど、まったく意味がないものだとも思わない。

完全に同じやり方をまねるのは無理でも、ポイントを押さえていれば、ある程度の効果は得られるのではないか?

批判の声も強いけれど、この著者の言うように、自分の脳がバージョンアップできるならその方がいい。そんなのダメだよとはじめから決めつけるより、やってみてみた方が納得できる。

もし、本のとおりの神経質なやり方でなければ意味がないなら、たぶん無理だからやめるけど、僕なりのやり方でうまくいけば儲けもの。しばらく、自分なりにいろいろ実験してみようと思う。

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