前回の記事の通り、落ち込んでいたら、そこに実家から電話がかかってきた。
どうやら、地震の影響で、すぐ近くで火事があったらしい。
その家は、僕の実家のはす向かいと言うべきか、斜め隣と言うべきか、細い通り道を挟んで建っている家なのだが、ほぼ全焼ということだ。骨ぐみだけ残っているような状態だという。
「今も消防車がたくさん外にいる」と母はしきりに言い続けた。
「うちは大丈夫だったけど、なかなか消防車が来なくて、こっちにも燃え移りそうで本当に怖かった」そうだ。
実家にはもう2年近く帰っていないが、あちらでは、とんでもないことが起こったようだ。
「とにかく火のもとには気をつけて」と言われたが、何度も聞かされたその言葉に、かつてないほど説得力を感じた。
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