最近の若いアーティストの曲とか全くわからないね。もう年ですよ。
歌である以上、歌詞を楽しみたいという気持ちがある。いい歌詞の曲と出会いたいと思ってはいる。
でも、たまに聴くと、全部がそうじゃないけど、「こういうことが大事だよね」「こういう風に生きよう」「自分は自分らしくいればいい」「君は一人じゃない」みたいな歌詞を聴かされることが結構ある。
この年になると、生き方とか道徳観とか、自分なりに散々考えて考え方も確立しているわけで、そんな歌詞の曲を聴かされるのは、苦痛。
「それは気付かなかったよ」なんてことはまずないし、逆に「それは違うな」とか「浅いな」とかいろいろ思ってしまう。
そうなると、僕が求めるのは、やっぱり物語である。
「こういう人がいて、こういうことがあった」という物語なら、誰が作ったものであれ、そういうものとして、受け入れることができる。自分の考え方・主義・思想関係ないから。
ということで、最近はオーディオブックをよく聴くようになっている。よく分からない曲を聴くくらいならオーディオブックを僕は選ぶ。
音楽が好きかどうかは別として、今の僕に音楽を聴く習慣はほぼない。
イヤホンはいつも付けているけど、聴いているのはラジオかオーディオブック。
でも、最近の歌でも、おそらく、いい曲もあると思う。ちゃんと探そうとしていないだけで、探せばあるんだと思う。
でも、探す気になれない。だって、あまりに手がかりがないし、あまりに多すぎる。
だから、なんというか、音楽業界の人、申し訳ない。僕には、昔のような熱はもうないんだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿