日本絵画に興味が出てきた

昨日の夜、日本の美術について知りたいと思い、いろいろ美術館などの情報を調べていた。

年齢を重ねたせいか、日本の絵の魅力に気付き始めてきた。西洋人が衝撃を受けたというのも、よくわかる。

浮世絵とか、屏風絵とか、なんか面白いじゃん。力強かったり、遊び心があったり。理屈では言い表せない何かがある。

一人の芸術家として、これを作風のヒントにできないものかと思う。

今度、「すみだ北斎美術館」あたりに、ちょっと行ってみようかなと思って、眠りについた。

そして、今日になって、毎週月曜日恒例、今週のラジオのゲスト調べをしていた。

ラジオを聴くのが趣味なのだけど、全部聴いている時間がないので、「伊集院光とらじおと」や「爆笑問題の日曜サンデー」のゲストに誰が来るのか、前もって調べておき、気になる放送を優先的に聴くことにしている。

日曜サンデーのゲストが春風亭一之輔さんという人。なんと落語家さんらしい。それもすごく人気のある人のようだ。

落語に興味が全くないわけではないけど、日常生活と落語の世界は何か隔たりがあって、自分からその垣根を越えようとしない限り、向こうからは来ないので、触れる機会がないのである。

ふと思い立ったときに、落語のCDをレンタルして聴いたりするくらいだ。

この機に、ふと思い立ってみようかな。この人の落語、聴いてみたいなあと思い、とりあえずAmazonで検索。

そうしたら、『春風亭一之輔のおもしろ落語入門』という本を出しているのを発見。この本の挿絵を山口晃さんという人が担当している。そして、この山口晃さんという人が面白い。僕が最近興味を持った、まさにその日本の絵画のスタイルで絵を描いている人なのである。

なんか、タイムリーにつながった感じがして、妙に興奮してしまう。

その山口晃さんの本『ヘンな日本美術史』をものすごく読んでみたくなっている。

こうして、興味を持って、本を買い込んでは、普段の生活が忙しくて、読む時間がなかなか取れないうちに熱が冷めてしまうというのが、僕のお決まりのパターンなのだけど、今回はどうだろう? 買うか? 『ヘンな日本美術史』。1944円するけど……。

同じように衝動的に興味を持って買った立川談春さんの『赤めだか』は未だに読めていないけど……。


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