相変わらず、貧乏生活に甘んじている。
僕には、どうもお金を得ることに対して強い抵抗があるようなのだ。お金を欲しがることに強い罪悪感があるみたいだ。
お金に興味はない、もっと大事な物がたくさんあると思ってきたし、たくさんお金をもらったらどんどん寄付すると言ってきたことも、実はその表れと言えるのではないか。
なぜ、僕はそこまで、お金持ちになることを恐れているのか。
僕がお金をたくさんもらうと、困る人でもいるというのか。それなら仕方ないが、どう考えても、そんな人はいない。むしろ、親など、喜んでくれる人さえいる。
逆の立場で考えればわかる。誰かがたくさんお金をもらうことで、僕に不都合な点があるだろうか。答えは簡単だ。別にない。現に世の中には、僕よりたくさんお金をもらっている人しかいないのに、僕は困っていない。むしろ、みんながお金持ちになってくれれば、余裕ができて、僕が本などを売り出したとき、買ってくれる人も増え、困るどころか好都合。それが好景気ということだ。
だから、僕がお金持ちになっても、そのお金が不当に奪ったものでない限り、それで不幸になる人はいないはずである。
では、恐怖の正体は何なのか。ひとつ考えられるのは、お金持ちになった僕を妬む人が現れる可能性だ。
嫉妬は怖い。現に街は僕の美貌や才能に嫉妬する人であふれかえっている。それにお金まで加わってしまったら、どんな仕打ちをうけることやら。かんだガムをイヤホンジャックに詰められるくらいでは済まないかもしれない。
お金持ちに対する嫉妬や、逆恨みは、古今様々な事件や諍いを起こして来ているはずだ。では、そんなとき、どう対処すればいいのか。
僕は、これから安心してお金を稼げるようになるのだろうか。収入を増やしてもいいのだろうか。
そういうことを含めて、お金ってなんだろうということを、今週は考えていく予定。
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